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汚肌の人は9割図星?!美肌サロンオーナーがNG食事を徹底解説

私たち女性はいつまで経っても美しくありたいもの。
その中でも美しい肌は健康的であり若々しい印象を与え、普遍的な美の基準としてあります。

ただし!

どんなに素晴らしいケアをしても あなたにとってNG食事法をしているのであれば、肌トラブルやエイジングサイン大量発生に一直線。

この記事では、東京吉祥寺の現役美肌サロンオーナーが、美肌にとって正しい食事の重要性、NG美容法、見直し方法について熱弁します!


1.美肌になるには食事の見直しは必須!

世の中には様々な美容法、美容成分、美容施術があり、どれもいいものに感じます。
しかし、たくさんあり過ぎて結局何がいいの?ってなった経験はありませんか?

そんな人たちに1番オススメなのはダントツで食事の知識をつけて食生活を見直すことです。

かくいう私も肌に200万円以上かけるだけでは肌トラブルは克服できず、食生活の見直しでやっと肌改善ができた過去を持ちます。

それに、肌をキレイにした医師も美容家も有名インフルエンサーもほとんど食生活について言及しますよね。

以下ではどうして食事を見直すことが大切なのか解説します!

1-1. 肌を作るためには、十分なエネルギーと栄養素が必要だから

一般的に美肌のためにはビタミンCやコラーゲンが必要とされています。
そのため様々なサプリメントや美容内服、ビタミン導入施術などがあります。

ただ、美肌を作るにはこれだけでは全く足りません!

そもそも栄養素は単体で機能するものではなく、様々なビタミンやミネラルなどがお互いに作用し合っています。
さらに肌を作る材料だけあっても、肌を作るエネルギーが十分になければなかなか健康的な肌に慣れません。

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建築を例とすると、家(肌)を作るには何が必要でしょうか?

煉瓦や木材、接着剤などの材料(ビタミン、ミネラル、タンパク質など)と大工さん(エネルギー)が揃って初めて家(肌)を作ることができます。

このように肌を作る材料の一部だけ補ってもなかなか健康的な肌にはなりません。
エネルギーと栄養素が十分に揃って初めて理想とする肌を作ることができるのです。

実はこのエネルギーは炭水化物(糖質)から効率的に摂取ができます。

一般的に糖質を抜くことは代謝の低下を引き起こし、太りやすい体質になったり、疲れやすかったりPMSなどの体調不良や肌トラブルの原因となります。

もし一時的な美しさではなく健康的で美しくなりたいのであれば、正しい食事知識のもと、適切な食生活をすることが重要なのです!

1-2.化粧品だけでは肌トラブルの本当の原因にアプローチできる可能性が低いから

肌トラブルを改善するのに化粧品を使用する女性は8割以上!
最近は男性も化粧品を使用しますね。

ただし、本当にその化粧品で肌トラブルの原因にアプローチできているでしょうか?

トラブルの代表的なものは以下となります。

  • 紫外線

  • 乾燥

  • マスクによる摩擦やムレ

  • 脂質の過剰摂取

  • エネルギー・栄養不足

  • ホルモンバランスの乱れ

  • 間違ったスキンケア

  • 睡眠不足やストレス

  • 季節の変わり目による気温や湿度の変動

例えば、もし肌トラブルの原因がスキンケア不足による乾燥であればスキンケアによるアプローチで改善します。

しかしエネルギー不足による乾燥だったら、スキンケアを保湿中心のものにするのは対処療法でしかなく、そのケアをやめればまた同じトラブルの繰り返しになる可能性があります。

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さらに、現代女性の多くが1日1,600kcalも摂っていない低カロリー、低栄養素の生活をしています。これではお肌を作るエネルギーも栄養素も足りず乾燥を起こしてしまいます。

この場合、エネルギー・栄養素不足を補うスキンケア品を探し求めるより、食事を見直した方が効果が出る可能性が高そうに思いませんか...?

このように、自分の肌トラブルの原因を正しく把握することで適切なアプローチが可能です。そして、美しい肌を得るためには、表面的なケアだけでなく、日々の食事から気を配ることが非常に重要なのです!

1-3. 健康な体とメンタルが揃ってこそ、長く安定した美肌になれるから

結局美しさは健康的な体とセットです。
もしエステケア、美容医療などで綺麗になったとしても、健康的な体がなければ限界がきます。

何もしなくても問題がない、トラブルレスな体、肌を持てるのは、細胞が活発で成長ホルモンがよく分泌される20代前半までです。
20代後半にもなってくると、あなたの肌、体は、全てあなたの選択した食事、生活の結果となります。

もし若い頃から生理痛や消化不良、便秘、質の悪い睡眠など自覚しているのならば生活習慣の見直しをしてみてください。
これらの不調はないのが当たり前の状態にしましょう!

2.9割が勘違い?!美肌も健康も損なうNG習慣かも!

世の中にはたくさんの美容法があり、美意識の高い方は取り入れている方も多いです。
中には栄養資格を取っている方もいます。

しかし、それでも体に負担のかかる食事をしている人は多いです。
もしかしたらあなたも知らず知らずのうちにNG食事をしているかもしれません。

今回はサロンのお客様の中でも体の不調や肌トラブルに悩み続けている人がしがちな食事法TOP3を紹介します!

2-1. 糖質制限・カロリー制限

これらの制限は、明らかに糖質・カロリーオーバーしている人や、ボディビルダーなど短期間で追い込みが必要な場合にはOKです。

しかし!

〇〇制限をしている人は、食事からの摂取カロリーが1,200〜1,300kcal/日以下の人が多すぎます!

こんな状態ではダイエット・美肌どころかな体の不調の根本原因です。
美容のためにこのように食事を制限することは正直全くオススメできません。

私たちが考えるのも、心臓が動くのも、消化するのも、話すのも、運動するのも全てエネルギー(カロリー)が必要です。

成人女性は普通に生活していると平均で1,800~2,200kcal/日程が必要です。

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もしこの消費エネルギー量より低い生活が続くとどうなるかというと、代謝が落ちて省エネモードになります。
代謝は簡単にいうと、私たちが元気に生きるために必要な「物質の合成/分解」と「エネルギーの入出力」のサイクルです。

  • 甘いお菓子やラーメンなどの高脂質のものが欲しくなる人

  • 食べた後パフォーマンスが落ちる人

  • そもそもご飯が食べれない人

こんな人は低代謝の危険信号です!

長い目で見てダイエットも美肌も叶う確率はかなり低いです。

「ちゃんと食べても太らない、痩せやすい体」が正常です。

このような体になってから初めて美肌の最低条件が満たされます。

2-2. 1日2食以下

1日1食がいいの?3食がいいの?とよく話題に上がりますが、病気でもない限り99%の人には3食がオススメです。
代表的な理由を2つ紹介します。

①1日に必要なエネルギーを摂ることが難しくなります。

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例えば1日1,800kcal必要な人が1日2食だったら1食あたり900kcalほど必要になります。
これは牛丼並盛り2回食べてやっと達成できますね。
消化能力の高い男性は問題ないと思いますが、女性にはキツそうです。

または700kcalnの食事を2回+間食で400kcalという手もあります。
しかし間食はおそらくスナック菓子やドーナツなどかなり脂質メインの食生活になる可能性が高いです。
全然ビタミンやミネラルが足りないし、ニキビなどのトラブルの原因になります。


②「食間」が空きすぎて、エネルギー切れを起こしてしまう可能性があります。

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普通の生活をしている人は1食あたり4~6時間でエネルギー切れになります。(寝ている間は除く)

現代人は過去に比べて運動量が低下しているので、筋肉がエネルギーを蓄えておく力も低下しています。

もしエネルギー切れになると体の脂肪や筋肉を削ってエネルギーを生成する「糖新生」が起こります。

これを日常的に起こすと「あ、この体の主はエネルギーをくれないんだな」と代謝を落として、低エネルギー状態に順応してしまいます。

代謝が落ちると食べ物からエネルギーを摂取しにくく余りやすくなるから太りやすくなります。

私たち女性は太りたくないのでご飯の量を減らします。

身体はエネルギーが必要なので、さらによりコスパよくエネルギーを得られる高脂質な食べ物が欲しくなります。

高脂質な食べ物は皮脂分泌を促すのでニキビになりやすくなります。
また、脂質は酸化しやすいものが多く、シミシワなどのエイジングサインの原因になります。

なので、ほとんどの人にとっては、わざわざ1日2食以下にして代謝を落とすよりも、こまめにバランスの良い食事をして代謝をキープできた方が美容的にはかなりコスパがいいです!

2-3. 血糖値を上げない食生活

血糖値の急上昇、急降下を起こさないようにするために、低GI食品を選ぶ方が多いです。

ただ、今のあなたは本当にそれで大丈夫ですか?

血糖値の乱高下すると

  • 異常な空腹感

  • 夕方ごろの異常な眠気

  • イライラや不安

などさまざまな不調が起こります。
なので血糖値乱高下を避けるのは大切なのですが、大事なことを見落としている人がかなり多いです。

血糖値の乱高下は「ご飯(糖質)」が少ない、食べないから起こるのです!!

日常において血糖値はある一定値で適度に上下させるのは問題ありません。
むしろそれが「血糖値が安定している」状態です。
そして、血糖値が安定している = 体にエネルギーが適切にキープされている状態です。

先ほども書いたように、体のメインエネルギーは糖質です。
しかし、もしあなたが血糖値を意識して低糖質な生活をしているなら、体は脂質をエネルギーに変換するようになります。
(体は今の状態でよりラクに生命維持ができる方向を選びます)

すると糖質をエネルギーにする力が徐々に低下、いざ糖質を摂取した時に糖質を分解できず血糖値の急上昇に!
バランスよく糖質を食べていないからこそ血糖値の乱高下が起きるのです。

さらに低GI食品とは、消化がしやすい食品が少なく、エネルギーとして体に吸収されにくいです。
もし消化能力低下気味×1日1,200kcalも摂ってない人が低GI食品ばかり意識すると...
常にエネルギー切れになってしまいますね。

血糖値の急上昇は避けるべきですが、その原因にアプローチしないのはもっとダメです。

3.早速実践!明日からできるOK習慣は?

1人1人年齢も環境も性格も何もかも違うので、本当は人それぞれです。
その中でも肌トラブルに悩んでいる人の多くに当てはまる改善方法をお伝えします!

3-1. 自分に必要なカロリーを計算し、徐々に適正カロリーに近づける

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カロリー本舗で自分の情報を入れてください。
bmiと適正エネルギー量計算します|全国に宅配のメディカルズ本舗

必要エネルギーを下回っていた場合
一気に食べる量を増やすと体調不良を起こす可能性があります。
1週間に100〜200kcalずつ摂取量を増やし、適正カロリーを摂取できるようになりましょう。
バナナ1本、ご飯3口で達成できます!

※この間に体重が増えた場合、太ったのではなく「それが正常な体重」と思ってください。
体に水分やエネルギーが貯蓄された状態に戻っただけです。

ダイエットしたい場合は、適正体重を食べ、体重の上げ止まりを確認してから再スタートです。

必要エネルギーを上回っていた場合
PFCバランスを整えてみましょう!
※PFCバランス: たんぱく質・脂質・炭水化物の摂取比率

もしダイエットもしたいなら、ストレスを感じない範囲で摂取カロリーを減らしましょう。
1日500kcal減らせば1ヶ月で2kg、健康的に痩せることができますよ!

3-2. 1日3食、必ず主食を食べる

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主食を食べる利点は

  • PFCバランスを整える

  • 血糖値を安定させる

  • 高脂質高タンパク質食を避け、肌トラブルを回避する

  • 睡眠の質の向上

  • お菓子を食べるよりは圧倒的低カロリー、低脂質

などなど、健康にも美容にも重要です。

さらに主食となるのは様々です。

  • 白米/玄米

  • 小麦製品(パン、うどんなど)

  • 蕎麦

  • さつま芋

極端な食生活を取り入れず、基本に忠実な食生活を取り入れてみてください!

3-3. 果物を積極的に摂取する

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先ほど紹介したような、糖質制限・カロリー制限をしている人は糖をエネルギーにする力が低下しています。
それを正常に戻すことが必要なのですが、実は果物が効果的です!

果物に含まれているフルクトースが糖をエネルギーにする機能を向上してくれます。

さらに、果物はそもそも低カロリーで高栄養素!
不足しがちなビタミン、ミネラルが摂れます。
スナック菓子を1箱開けるよりずっとコスパがいいです。

もちろん食べ過ぎたら太りますが、、
例えばりんご1個は約50kcal、6個食べてやっと300kcalです。
こんなに食べれないですよね。

また、果物は高い、、と声が聞こえてきそうですが、汚肌や病気になるよりはずっとコスパがいいはずです。

ちなみにこの記事を書いている肌改善サロンBlast Bloomでは、エステケアだけに頼らない、臨床医学栄養指導士監修:美肌栄養指導も提供しています。

  • 多くの人を改善に導いてきた剥離ありハーブピーリング

  • 科学的根拠に基づきながらも1人1人の状態・状況に合わせた栄養指導

この2つで、今も未来も美しい肌、健康美を3ヶ月〜目指します。

4. まとめ

このように美肌になるためには充分な栄養やエネルギーが必要です。
さらにエネルギー、低栄養が続くことで美容によくないことが体で起こってしまっています。

ぜひご自身の食意識、健康意識を見直し、美しい肌、体型を手に入れてください!

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