長門市のITスタートアップ誘致とは

長門市はITスタートアップの誘致に取り組む。IT系企業に焦点を当てるのは若者の雇用創出、DX推進なども期待できるためだ。

廃校の建物を活用してシェアオフィスを設け、ビジネスプランコンテストや補助金なども充実させる。
ビジネスプランコンテストでは、市が抱える社会課題解決に取り組む事業を実施する個人や法人を対象に、最優秀賞で150万円、優秀賞で100万円が受け取れる。
1次産業の衰退や人口減が進むなか、課題解決につながる技術を持つ企業を呼び込む。

少子化で人口減少が進む中、こういったアイディアで行政や地域、国を活性化させる取り組みに期待する。

スタートアップ企業は行政からの支援が少なく、挑戦する人が少ないという課題を持っているため、WIN-WINの関係だ。地方で誘致が成功すれば、その地方の雇用創出にも繋がる。

長門市のシェアオフィスについて調べてたところ、2018年から既に６室募集しているが、現在も募集掲載されているため、恐らくまだ満室ではないのだろう。

福岡市ではスタートアップ企業に対し、200万円・1000万円の助成金が受け取れる。
福岡県と山口県は比較的近いため、こういった都市と比べると補助の内容が見劣りするのではないだろうか。都心部にはない、山口ならではの魅力を発信しつつ誘致を成功させてほしい。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC116ED0R10C23A5000000/