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息子を育てながら会社員をしています。趣味は読書で、毎晩、本を読む時間が幸せです。仕事のこと、育児のこと、夫婦のこと、共働きのこと、とにかく思うことを書きます。

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最近の記事

ありがとう、横浜DeNAベイスターズ

2024年11月4日 ベイスターズの日本一を受けて  2024年11月4日(日)、家族旅行で妻の両親や親戚と共に訪れた那須白河の地にて、私は横浜DeNAベイスターズの26年ぶりの日本一の瞬間を見届けた。私を除いて誰1人ベイスターズファンのいない福島県の焼肉屋のテレビを占有して観た筒香のホームランや桑原のタイムリーは、この先も忘れることがないだろう。  私がベイスターズのファンになったのは2003年、小学4年生の時だ。今では朧げな記憶だが、インターネットで調べると2003年

    • 【感想】「本心」(平野啓一郎)を読んで。

      「自由死」を願って亡くなった母の本心を知るために、息子である朔也が亡き母のAIをつくり、明かされなかった母の気持ちを知ろうと向きあう作品。 本作を読んでいる時ずっと私の頭にあったのは「自由死」について、自分はどう思うのか?ということ。 朔也の母は理由はわからないが「もう十分」と言って自由死を願っていた。 そして、母の自由死に許可を与えた医師は、「お母さんの自由死は親として子を思ってのこと」と話す。 母の友人であった三好は「お母さんが長い人生を生きて考え、自然ともう十分

      • 朝イチの一人時間が人生を変える

        只今、AM5:10。早起き成功2日目。 これまでも、早起きしたいなぁ、という気持ちはずっとあり実践していた時期もあったが、1ヶ月ほど経つと起きられなくなる事が多かった。 でも早起きしたい気持ちはずっとあり、モチベーションになればいいなと思い「朝イチの一人時間が人生を変える」を購入した。 するとなんと!読んだその時から既に「早起きしたい」と強く思える、エネルギーに溢れた一冊だった。 これまで私は、勉強をしたいという気持ちをモチベーションにして早起きに挑戦していた。そうする

        • 自己肯定感を高めたい

          こんにちは。 私事ですが、現在妊娠36週を迎え臨月に入りました。只今里帰り中という事もあり、心身ともに穏やかな毎日を送っています。 時間があるうちにと最近は出産や子育てに関する本をいくつか読んでいますが、そんな中で最近、高橋孝雄さんの「小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て」という本を読みました。 これがとても良い本でした。 初めの章では遺伝子に関する説明(身長やアルコールへの耐性は遺伝子が決めるそうです!)が書かれており、その後も子供のしつけや育て方に関しての話が続

          「色彩を持たない多崎つくる」が好きです。

          おはようございます。今日は村上春樹さんの作品である「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」について書きたいと思います。 レビューとしてではなく、なぜ私がこの作品を好きなのかについて考えていきたいと思います。 というのも、私は大学時代に村上春樹さんの「羊を巡る冒険」を読み彼の作品にはまってしまい、大学時代にほとんどの彼の作品を読みました。 しかし未だに「なぜ彼の作品が好きなのか?」と問われるとうまく答えることができません。「本当に内容を理解できているの?」と聞かれても

          「色彩を持たない多崎つくる」が好きです。

          【感想】グレート・ギャッツビーを追え

          こんにちは。 昨日、本屋を歩いていたら、村上春樹さん翻訳の新作「グレート・ギャッツビーを追え」が発売していました。 村上春樹さんの作品はとても好きですが、彼の翻訳した本には正直あまり興味が無いので、、、今回もあらすじだけを確認し、買わずに立ち去るつもりでした。 しかし、訳者あとがきを読んで、ついつい本が読みたくなってしまいました。村上春樹さんらしい素敵な表現で本を紹介されてしまうと、読みたいという気持ちが抑えられなくなってしまうのです。 でも2000円弱する単行本を買

          【感想】グレート・ギャッツビーを追え

          【感想】私は女になりたい

          窪美澄さんの「私は女になりたい」を読みました。気付いたら一晩で一気読みしていた程、物語に引きずり込まれてしまいました。 興奮が冷めないうちに感想を書きます。 窪美澄さんの作品は「ふがいない僕は空を見た」から始まり、「晴天の迷いくじら」や「やめるときも、すこやかなるときも」など、好きな作品ばかりです。 どれもテンポ良く進むため一気読みしてしまうイメージですが、一方で、テーマは暗く重い作品が多いと感じます。 ですが最後はハッピーエンドで終わる事が多く、読後感は爽やかな事も多

          【感想】私は女になりたい

          【感想】かっこうの親 もずの子ども

          椰月美智子さんの「かっこうの親 もずの子ども」を読みました。 先日瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」を読み、子育てついて描いた小説をもっと読みたくなったので、この本を手に取りました。 「かっこうの親 もずの子ども」は出版社に勤めるシングルマザーが非配偶者間人工授精(AID)で授かった子どもを育てるお話です。 題材が興味深く考えさせられる小説でしたが、 妊娠・出産・離婚・子育て・仕事など描かれているエピソードがあまりに多く、急な展開についていけない場面もありまし

          【感想】かっこうの親 もずの子ども

          【感想】そして、バトンは渡された

          2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」を読みました。 初めての瀬尾まいこ作品でしたが、全体的に読みやすくあっという間に読み終えてしまいました。会話が多くテンポ良く話が進んでいく作品という印象です。 幼い頃から親が何度も変わるという境遇で生きてきた主人公の優子が、成人して結婚するまでの人生を描いています。 主人公の優子は、幼い頃から親が何度も変わるという経験をしている為、物の捉え方が非常にクールです。 目の前の人物に執着せず、でも、決して

          【感想】そして、バトンは渡された

          【感想】なぜ僕らは働くのか

          池上彰さん監修の「なぜ僕らは働くのか」を読みました。感じたことをお話しします。 この本は学生向けに作られた本ですが、社会人の私も、原点に戻って「働くこと」について改めて考えることのできる作品でした。 社会人となり毎日忙しく働いていると、自分の仕事が存在する意義を考えることも忘れて、 ただ言われたことをこなす毎日になっています。 そんな私ですが、この本を読んで、改めて自分の仕事との向き合い方を考える事ができました。 私は1995年1月生まれの25歳で、2017年に大学を

          【感想】なぜ僕らは働くのか