本を出して、販促を走り切った3ヶ月の振り返りメモ。
「コンセプト・センス」発売から約3ヶ月。なんとかかんとか、重版をかけることもでき、イベントラッシュもひと段落して、一昨年の執筆開始からここまで、若干無呼吸的に根詰めてきた時間が、ようやくひと段落ついた感覚があります。
4月も手を緩めることなくイベント登壇が続いていたんですけど、ちょっと振り返りの記録をここに残します。
【4/2にSocial Breakfast にゲスト登壇いたしました】
まちのプロデューサーズさん主催「Social Breakfast」第18回のゲストとして登壇いたしました。「世界を変える朝ごはん」がコンセプトのこのイベント。爽やかな時間帯に、朝ごはんを食べながら、社会に関わる第一歩のヒントを分かち合おうという会なのですが、僕が掲げた講演タイトルが「創造的逆ギレから考える、社会を動かすコンセプト」でして笑
数々のコンセプターが、自分の内なる違和感を、いかに「創造的逆ギレ」によって、コンセプトに昇華してきたのか。そこから得られるヒントは何かというお話をさせていただきました。ソーシャル領域の活動こそ、単純にお金の力学だけで物が動かない分、「なぜ?」のところに強いコンセプトがあるかないかが、色々なものを分つような気がします。著書の中でもコンセプトは「弱者の武器」と書いた通り、生きづらさや違和感を抱える立場の人たちのためのコンセプトは、もっと自分の中でも深めたいです。
オーディエンスの皆さんの温かさと勤勉さに大いに刺激を受ける、ありがたい時間でした。お声がけいただいた 中 裕樹 さん、主催の 横尾 俊成 さん 谷 壮史 さん、ありがとうございましたー!また何かご一緒したいです。
Social Breakfast は、第1・第3火曜日の朝8時から、虎ノ門ヒルズOvalCafeでやっています。無料どころか朝ごはんまで出てきて、しかもソーシャルグッドな世界と仲間とカジュアルに繋がれる素敵な取り組みなので、ぜひ一度参加してみてください。
【4/10に下北沢B&Bでイベント登壇いたしました】
大好きな本屋B&Bで、著書「コンセプト・センス」の刊行イベント、『切り拓く人の、コンセプト・センス』を主催いたしました。自分の刊行記念ではあるけど、この回は完全に、進行に徹して参りました。
なぜなら、ゲストが最高だったからで。アフリカでの雇用創出を目的としたアパレルブランドCLOUDYのディレクターである株式会社DOYA代表の銅冶勇人さんと、台湾発の漢方のライフスタイルブランドDaylilyのCEOである小林百絵さん。経営者であり、ブランドディレクターであるお二人にお話が、最高でした。
お二人が実際に切り拓いてきた「セオリーの向こう側のリアリティ」満載の金言がたくさん出た、担当編集曰く「神回」でした。銅冶さんの中学時代から変わらずの圧倒的コミュニケーション力とカリスマと、小林さんの柔らかく微笑みながらも確固たる自分の直感に対する信頼。いじりいじられ笑いまみれの、全くお勉強チックにならない楽しい2時間でした。
見逃しアーカイブ配信も5/11まで視聴可能なので、連休の夜長にラジオ的に聞いていただけると嬉しいです。絶対面白い&あんまり書籍に載らないリアルな話なので、おすすめです。(コメントにURLを掲載いたします)
銅冶さん、小林さん、改めてありがとうございました!
またお話ししましょーー
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下北沢B&Bの 酒井 和也 さん、そして 中川 紀彦 さん いつもありがとうございます。本を出すたびにB&Bでイベントできることをモチベーションの一端に執筆頑張っているので、今回もたててよかったです!
【4/17 青山学院大学ビジネススクールのゲスト登壇しました】
中野勉先生にお声がけいただいて、青学のMBAコース「ABS」の『ビジネスプランニング』にゲストでお呼びいただきました。
事業起案を目指すコースの第3回のコマとして、コンセプトの意味や生み出し方についてお話ししました。後半はグループワークタイムから講評まで、ガッツリ2限分お邪魔しました。
社会人の方から、留学生の方まで、皆さん平日の遅い時間まで、熱量溢れる場にお招きいただいて、こちらも大変勉強になりました。大学の教壇に立つのは一つの目標だったので、執筆きっかけでかなったことがとても嬉しい。5月以降も法政大学、横浜国立大学と続くので、より多くの若い方々にコンセプトの面白さを伝えていきたいと思います。
お招きいただいた 中野 勉 先生、ありがとうございました!生徒の皆さんの事業企画の今後を楽しみにしております。
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そんな、イベントラッシュの第2陣が終わったメモでした。やっぱり、本は読者に届いて、読んでいただいて初めて完成すると、改めて感じた3ヶ月。これ以外にも非公開型の企業内セミナーもいくつかやらせていただいて、やっぱり自分は、読者の方の存在に直で会いに行ける時間が一番好きだなと感じます。
本そのものやイベントの感想など、ぜひいただけると嬉しいです。また、このnoteでの記事に関する質問、または「コンセプト・センス」本編にまつわる質問は、マシュマロまでいただけると嬉しいです。
「サイドノート」も引き続き、マイペースに更新していきますので、よかったらマガジンのフォローもお願いいたします。としてはじめてみます。
「子育てと仕事しながら、本を書くってどういうことだったか」
「会社員が、思想を持って社会と直結することの難しさ」
「本を出したい人へのエールとアドバイス」
「おすすめの都内作業スペース&おこもり作業宿」
「泣く泣く削除した、ディレクターズカットパート」
こんなあたりを、考えてますので、更新をお待ちください。
てな感じで、今回はここまでです。
May the concept be with you!