色気【大アルカナⅢ 女帝】
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
【独身30代半ば 会社員 婚活お休み中】
久しぶりの予約が入りました。
この酷暑に、颯爽と現れた彼女。もう10年弱のお付き合いです。
真面目すぎるのが玉にキズで、頑張り屋さんの彼女はなかなか良い人に巡り会えません。
洋服だったり、仕草だったり、色の使い方だったりと
Mahouが伝授してきた技は数知れず。
少し疲れちゃって、婚活はお休み中ですが、それでも気になる恋愛運。
ひと通りタロット鑑定をしてみて、少しゆっくりお話をしました。
そんな彼女は聞いてきます。
「Mahouさん、色気ってなんなんでしょう?」
上記にも書いたように、女の子らしい仕草も伝授しています。
真面目な彼女は、ちゃんとそれを体得しています。
だからこそ、久しぶりに会ったとしても、どこに出しても恥ずかしくない
美しい姿です。
つまりは、性格が??(爆)とこれは自虐ネタではありますが
とはいえ、やはり見た目がある程度整っていないと、婚活はスタートラインにすら
立てないのも厳しい現実なのです。
Mahouは少し考えて答えます。
『やっぱり立ち居振る舞いだと思うよ。マホさんのサロンには、結婚したい女性や男性がたくさん来るけど、案外みんな乱暴な立ち居振る舞いをしていたりするの。それって、意中の相手の前でもうっかり出ちゃうものじゃないかな?』
男女関係なく色っぽさって、やっぱり異性の前で醸し出すフェロモンだと
思うんです。
つまり『私を女性として見て欲しい』という無意識の意図があるはず?
だからと言って、ミニスカートやデコルテを強調する洋服ばかりが
『色っぽさ』を表現しているとは思わない。
醸し出す色っぽさって、なんだと思います?
Mahouは相談者の彼女に伝えました。
『色っぽさって、丁寧な仕草だと思う。
丁寧さって、一つ一つの所作にいかに愛を組み込むか?じゃないかな?』
歩き方一つとっても、靴が痛まないように、スカートが捲れないように、
拾い物をするのも、後ろの人が躓かないように、と丁寧に身体を動かすその仕草。
目が合えば微笑んで、自分の事ばかり見ていないで、自分をその空間に
いかに滑り込ませるか?
丁寧にコップを掴むだけでも、片手よりは両手で、いきなりコップに口をつけるのではなくて、一度口元に持ってきてから、両手でコップを口に近づける。
決して顎を出して、口がコップのそばに行かないように。
そう言った所作が、曲線を描き、その曲線が色っぽさを醸し出すのではないでしょうか?
MahouもO脚なので、歩き方がとても汚くてコンプレックスなのですが
だからこそ、ヒールを履いたり、立ち姿を意識して体得しています。
流石に10センチヒールはもう履けませんが、これは個人個人の美学にも
値します。
だからこそ、相談者の彼女も、そのままの路線で、
自分が見て好きな洋服やファッションの中で、どうしたら色っぽく見せられるか?を、改めて意識して欲しいと、伝えました。
色っぽさ、幾つになっても忘れたくはありませんし、
その年齢に沿った美しさをキープしたいですね。
鏡よ鏡、、、世界で一番美しいのはだぁれ?
タロットMahou