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心配の深さ②

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

【40代後半 既婚 子ども難病 勤続30年】

「いったい何がそんなに心配なの?あなたの心配が息子さんをそうさせているのよ」
上司から言われた言葉。

彼女の中で心の糸が「ピキーン!」と音を立てて切れました。

上司のセリフからもニュアンスが伝わる通り、上司は女性です。
母親の心配が子どもに影響をする、確かにこのようなセリフをどこかで聞いた事がある方もいらっしゃいますよね?見方によっては、このセリフも一理あります。

とは言え、とは言えですよ?
難病を抱え死の淵を何度も乗り越えているたお子さんのご家族に、そのセリフを言えてしまう上司に、聞いているこちらが寒気を覚えます。

この上司、実は元々彼女の後輩でした。
相談者の彼女は、お子さんの都合で出世コースを外れました。
上司の方は、そのまま出世コースを進みました。
相談者の彼女が、命の危機に直面していた期間、ちょうどその時上司の方は違う部署に移動になっていたので、詳しくは知らなかったのもあるでしょう。

とは言え、とは言え、です。

そして、『うがった』見方をすれば、上司の彼女は未婚で出産経験がありません。
これは大小あれども経験をしていない人が悪気なく放ってしまう言葉は、世の中に多く存在します。でも、今回のケースは、、、、唸ってしまいました。

相談者の彼女の心の糸が切れたのは、この言葉だけではなかったのです。
すでに上司の対応で同じ部内の社員が数名心の病で休職退社をしていたのも大きな理由。昔は同僚であった上司への不信感が募っていたのは事実でした。

「もういいや」
相談者の彼女が上司に理解を求めることを止め瞬間の糸が切れた音だったのです。

良い意味でベテランの相談者の彼女は、すぐさま更なる上司に連絡を入れ、大きな会社だからこそ社員の心のケアをする専門部署に行き、わずか1週間で移動となりました。

粛々と30年勤め続け、理解を示してくれた会社や同僚に、毎回それなりの気持ちを届け続けてきた彼女だからこそ、ミラクルは起こるものです。

そして、本題。ここからが本題(笑)

今回の相談者の彼女の悩みは。。。
「本当にこの選択でよかったのか?」です。

頑張り屋さんにも程がありますが、ええ、ええ、タロットの聞いて見ましょう。
さて?タロットの見解は?

続きます。

タロットMahou



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