野菜さん
母が若かった頃ご近所に家庭菜園をされているお友達がいらした。
お名前の語感が似ていたので「野菜さん」と陰で呼ぶ私ら兄弟。
お勝手口に新聞紙にくるまれた菜っ葉やお芋をみつけると
「あ、野菜さん、来はった?」などと言う、そういう思い出。
アレルギーのナスは別として
なんでも残さず食べるので気づかれにくいけど、実は野菜が好きではない。
ただ、形や断面や色、そういうのがとても好きで
時々刺繍をしています。白菜が一番やりがいがありますね。
先ほどできあがったブックカバーはまさにそれです。
白菜は旬ではないけれど。
少しだけ私の幸運の話を。
歩いて行ける距離に、すばらしいランチとケーキがいただけるカフェに
巡り合いました。(前にも書いたかもしれない)
ここで、ご実家で収穫された旬のお野菜中心の定食をだされています。
これがほんとうにありがたいほどにおいしい。
新鮮さ?丹精込められているから?味をひきだす腕?
最近収穫の様子のインスタグラムを拝見して
余計にあじわい深し、です。
さらに絶品コーヒーとケーキで、しばし読書にいそしむ。
今生でこのような幸せな時間を過ごせるようになるとは。
得難いラッキーを享受。
だからこそ、我を振り返り
誇れないなあと思う日が続いている時は行く資格なし、
とか思う時もあります。
あえてエネルギーをチャージするのだと考える日もあります。
とにかくありがたいことです。
そんな日々に一枚できております。
明日写真を載せますので、よかったらご覧くださいませ。
追記:20230501