御神籤の正しい順番って? 御神籤開運法
■御神籤の起源と正しい順番
ついでに御神籤開運法
■御神籤の起源と順番
京都へ行った折に、ふらりと立ち寄った神社でお守りを買い求め、
ついでに御神籤を引きました。
おみくじやお守りは神社の境内に別に作られた
大きな屋台のようなところで売られていました。
そこには2人の巫女さんが座っていました。
私は御神籤を引きながら、若く可愛い巫女さんが2人とは面白い、
ちょっと遊んでもらうかと思い(笑)、こう問いかけました。
「ねえ、御神籤の順番てどうなるの?」
どうせ学生アルバイトの巫女さんだろうし、知らないだろうと思っていました。
こちらも実はよく知りませんでしたので、自信を持って断言されると、
「恐れ入りました」
となるところでしたが、2人は顔を見合わせて、
「え、順番ってどうなるんだろうね。何があるの?」
なんていい始めるではないか。
これは面白いと思って聞いていると、自信もなさそうに、
「ええーとさあ、大吉でしょ、それから吉にイ中吉、小吉、凶」
「中吉ってさあ、吉よりいいのかなあ」
「知らない?」
と尋ねると、巫女さんは笑顔になり自信満々で、
「でも大切なのは、そこに書かれている内容ですから。はい」
ごもっともです。
「まいりました」(笑)
と私は丁重に礼を言ってその場を後にしました。
巫女さんと楽しい時間が過ごせました。
実は御神籤の順番はそれを作るメーカーによって若干違っているのが現状です。
ただし、それだと何か釈然としません。
そこでもっと詳しく調べてみると、御神籤の順番がだんだんはっきりしてきました。
この御神籤の期限は陰陽道ともいわれますが、実際には平安時代の
高僧である元三大師:良源の漢詩百首(五言四句で綴られています)が
起源とされます。
この順番は以下の通りになっています。
大吉、小吉、吉、半吉、末吉、末小吉、凶
ここには中吉や大凶などはありません。
ここから派生してきた御神籤は下記のように順番があり分類されています。
これは神社の神主さんなど関係者の方が集って話し合ったことがあるそうです。
大吉、中吉、小吉、吉、半吉、末吉、末小吉、
凶、小凶、半凶、末凶、大凶
実は通常凶が出る率は全体の1/3に及ぶとされますので、
正月以外で凶が出たとしても確率的にかなりある目といえます。
凶の目が気になる場合にはこの項の最後に良い方法を記しました。
なぜ正月以外かというと、お正月だけは凶の目を抜いている神社が大半だからです。
また、末吉を間違えて解釈している人がたくさんいます。
末吉だから吉でも一番下でごく小さな吉、という考え方で、
大半の人がこう思っているそうです。
しかし末吉の本当の意味は、
終わりになるほど吉が盛運となる、という意味です。
末(年末)になるほどだんだん良くなる、という意味で年末には大吉の
可能性だってあるわけです。
参考文献
島 武史:著「日本おみくじ夢紀行」
御神籤開運法
御神籤を引いてどうもそれが気に入らない、大吉を引きたい、あるいは
凶が出てしまったので気になる、という場合の運命変換法です。
その場合にはまた御神籤を引きます。
凶が出ていた人は次にはそれ以外の目が出る可能性が高くなります。
また引いたら再度引き直せばよいのです。
書かれている内容が納得できるまで引きなおせば「気になる」御神籤を変換できます。
これは気持ちの問題ですが、気になる場合には納得できるまで引き直せば
それで気持ちも収まりますので、なによりそれが一番大切なことになります。
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