オージャスが増えたとき
娘の手作りクッキー
所用を済ませて帰宅すると、小6の長女が手作りクッキーを焼いて待っていてくれました。
そのクッキーの見た目が、長女らしくとても雑で、笑っちゃいました。
でも、それをひとくち含んでみると、びっくりするほど幸せな気持ちになったのです!
ゴマの風味とメープルシロップの優しい甘みで本当に美味しかった。
なぜだろう?
長女は私から「雑子(ざつこ)ちゃん」と呼ばれるくらい、雑なところがあるにも関わらず、手作りのものを作って、誰かに贈って喜んでもらうのが小さい頃から大好き。
小3くらいから独学で編み物をするようになり、最近は本当に可愛くて使えるニット帽やマフラーなども作ってくれるようになり、成長を感じます。
オージャスとは
アーユルヴェーダで『オージャス』という言葉があります。
『生命力・活力素』のことで、増えたり減ったりするものです。
どんなとき増える?
○旬のものや新鮮なもの、心のこもった料理を心地よい空間で落ち着いていただく
○自分の消化力に見合った食事
○純粋な質の良い食品
娘のクッキーには、『みんなに喜んでもらいたい気持ち』がこもった料理だったから、それを家族で「美味しいね」「ありがとう」と言いながら食べたから、私の中のオージャスが増えたのだと実感しました。
なんだか心身共に重く感じていたこの頃でしたが、フッと軽くなり、娘に感謝です。
どんな食材を選ぶかもとても大切だけど、誰とどんな風に食べるのかが食材に負けないくらい大切なのかもしれませんね。
ちなみに
・老化
・ストレス
・疲労
など、生活の仕方によってオージャスは、減少してしまいます。
最近オージャスを減らしてしまう思考のサイクルができてしまっていたな、と気付きました。
不要な思考は手放して、オージャスを増やしていこう!
普段、料理担当の私も、家族のオージャスを増やしていけるよう心を込めて作っていきたい。