霜焼けバイバイ
師走
師走ですね。
本格的な冬が到来してきたのを感じますが、この時期、霜焼けに悩まされている方もいますよね?
私は毎年のように悩まされてきました。
父がよく霜焼けになっていたので、遺伝なのかな?とか思っていました。
なので、毎年この季節は皮膚科に通ってお薬を処方してもらっていました。
体質の変化
昨年アーユルヴェーダを学んで、『ガルシャナ』という日本で言うところの乾布摩擦を知りました。
乾布摩擦も元々は、アーユルヴェーダが起源なのだそう。
ガルシャナは、シルクの手袋を使って全身を優しくマッサージするものです。
末端から心臓に向かって毛並みと反対方向に全身をさすってあげます。本当に簡単です。
最初は正直、手袋でさすっただけで何か変わるのかな?と半信半疑でした。
でも、朝起きて着替えるときに取り入れてみたら、寒い朝もポカポカ温まってきます。足先は特に念入りにマッサージして、そのあとオイルを塗ってあげると、オイルの浸透も良くなります。
本当は朝から全身オイルマッサージをしてシャワーをするのがいいとされていますが、私は朝にそこまでの時間が取れないので、オイルを塗るときは少量にしています。
最近は、手荒れも気になるので、夜寝るときに手袋をはめて寝ています。
朝起きてベッドの中で手足の出ているところや顔をさすって、体に『おはよう』と心の中で伝えています。
着替える時は全身をさすりますが、『いつもありがとう』『今日もよろしくね』などと体に伝えています。
ご自愛タイムだなーと感じています。
なぜシルク?
なぜシルクの手袋を使うのかというと、絹は排毒作用があって、皮膚の構成に近いので肌に負担をかけることなく血行を良くして艶のある肌に整えてくれます。
私のようなカパ体質の人は体の中に溜め込みやすいので、むくみや重だるさを抱えやすいのですが、そんな不調を改善してくれたり、冷えの改善、脂肪燃焼などを促してくれます。
やってみたらわかりますが、肌の色がワントーン明るくなります。朝一番にするだけで、体が冷えにくくなるから不思議です。
これからの季節は、どんな体質の人もカパが増えてきやすい時期です。
植物たちは冬の間に栄養を溜め込んで、春先に芽吹いてきますよね。人も冬は消化力が高くなり食べる量も増えやすいです。そして冬の間は、体に溜め込みやすく春先にその溜め込んだものが不調となって出やすいのです。
春先になると花粉症などのアレルギー症状が出てくるのはそのためです。そんな身体の滞りを良くするためにもガルシャナは効果を発揮してくれます。
禁忌
ただ、皮膚に炎症や発疹があるときや、月経中、妊娠中は控えてください。
私は、ガルシャナを取り入れてから、霜焼けを回避できるようになりました。
今も油断すると霜焼けになりそうになることもありますが、コツコツ続けることで、ひどくなる前に落ち着いています。
もし、霜焼けやアレルギー症状でお悩みの方は、ガルシャナを取り入れてみてはいかがでしょうか?
私はこの冬もガルシャナで乗り切りたいと思っています。
朝から自分を優しくさすって上げるだけですが、皮膚の感覚(触覚ですね)も研ぎ澄まされていく感じがするのでおススメです。