今年もドラフト振り返りです。 今年もドラフト中は「思ってたのと違う」と考えてましたが、結果的に指名した選手を見るといいドラフトだったのではないかと思います。 (去年もそう言ってた気がする…) ドラフトの数日前に大渕GM補佐兼スカウト部長の 「ドラフトは中長期の指名をするものと考えている」 という発言をニュースで見ました。 当たり前の内容なのですが、あえてこのような発言をしたことから、ガツガツ即戦力(投手)を狙いに行くのではなく将来を見据えた指名になることが予想されました。
北広島市にファイターズの本拠地であるエスコンフィールド北海道が開業して半年経ったある日、野球とは全く関係のない友人たちとの飲み会で、現在青森在住の友人から「明日半日暇なんだけど、どうしたらいいと思う?」という発言があった時に「北広島のエスコン」という意見が上がりました。 野球好きじゃないメンバーから「エスコン」という単語が出てきたことに感動しつつ、エスコンフィールド北海道の魅力(主に「そらとしば」や「ななつ星横丁」の魅力)を語ってた時に別の友人から「かわむら出汁茶って知ってる
今年もドラフト予想です。 アマの選手あまり知らないので、ファイターズの欲しい選手はこのへんかな?というざっくり予想です。 1位 即戦力投手 ファイターズ投手陣の二枚看板である上沢投手、加藤投手がいなくなる可能性があります。 ローテーションの柱が2本いなくなる(かもしれない)のですから、即戦力投手はどうしても欲しい。 右左のこだわりは無く、来シーズン早いうちにローテーション入りが期待できるような即戦力投手が必要です。 常廣投手(青山学院大)、細野投手(東洋大)、西館投手(中
某月某日 娘がキッズスターターをやる日。 午前9時。私たち家族は札幌市内某所にいた。 今日の娘は札幌でマラソン(3km)を走ったあと、北広島に向かうハードスケジュール。 「6年生少ないし、頑張れば入賞できるかも!頑張って!」 と叱咤激励する母(私)に対し、 「ねぇ、間に合うよね?終わってからすぐ北広島行けば大丈夫だよね?」 と心ここにあらずな娘。大丈夫だから!余裕だから!試合開始は14時だから! 10時にスタートした娘は15分弱で走り切り、見事入賞。 私たち夫婦だけでなく
札幌ドームの頃から私にはやりたかったことがあった。 それは「キッズスターター」に息子や娘を送り出すこと。 ホームの試合の初回、スターティングメンバーがちびっこを伴って守備位置につくあの「ちびっこ」が「キッズスターター」で、小学生以下の子供しか応募できない。 試合前のほんのひと時、ファイターズの選手とお話できる夢のようなイベントだ。できることなら私が出たい。 ホームの試合だからといって毎回募集があるわけでもなく、土日の試合はおそらく競争率が高く、息子(現在高校生)が小学生の時
文春野球フレッシュオールスターの応募作品として以下を投稿しました。 もしお読みでない方は、先に上記記事をお読みください。こちらは補足記事になります。 応募作品には2000字という制限があって書ききれませんでしたが、エスコンフィールドではこんな改善もしています。 行列の整理 店舗の並び列でコンコースの通行がしづらい →店舗前に整列用のラインを引く 線が引いてあるだけで、省スペースで多くの人を並ばせることができますね。すぐできるし低コストですが効果のある手法だと思います
エスコンフィールド北海道(以下エスコンF)はアジャイル開発だ 開業から3ヶ月が経過したエスコンFを見ていてそう思った。 アジャイル開発とは アジャイル開発とはソフトウェアの開発手法の1つであり「アジャイル(agile)」には「素早い」という意味がある。 一般的な開発手法であるウォーターフォール型開発は 要件定義→設計→プログラミング→テスト→リリース という開発工程を順番に終わらせていくのに対し、アジャイル開発は小さな機能単位で仕様決定→プログラミング→テストを繰り返し、
今年もドラフトが終わりました。 ドラフト結果については『評価』できるほどアマ野球とか独立リーグとか知らないので、感想を。 予想: 1位 矢澤宏太 結果: 1位 矢澤宏太 公言しての一本釣りです。 「その年のNo. 1を指名する」というファイターズの基本理念に沿った指名であり、二刀流にチャレンジしたいという本人の希望と相思相愛でした。 大卒ですがどちらかというと素材型かもしれません。外野手としてなら即戦力という話も見かけました。 GMのコメントで大谷翔平と同じように使うので
今年もドラフト予想です。 アマの選手あまり知らないので、予想というより「こんな選手がほしいな〜」というざっくりした希望です。 1位 矢澤宏太 今年は公言がありました。 これついては、「その年のNo. 1を指名する」というファイターズの基本理念の他に、公言の理由をコメントする中で矢澤選手に『二刀流』への希望があることを匂わせ、どちらか一方専念と考える他球団を退けるための公言かと思われます。 今年は突出する選手もおらず、競合回避に向かう動きを見込んで公言する球団が多いですが、
私の母校である旭川東高校の有名人といえば、 ・寺沢武一(代表作「コブラ」) ・佐々木倫子(代表作「動物のお医者さん」) ・藤田和日郎(代表作「うしおととら」) となぜかマンガ家が多い。 芸術コースのある学校ではなく、普通の公立高校で道北イチの進学校だ。 アスリートの有名人もいるが、かなり時代を遡る。旭川東高校の前身である旧制旭川中学に在籍し(中退して巨人に入団したので卒業はしていない)、プロでも活躍したヴィクトル・スタルヒン。 旭川には彼の名前を冠した「スタルヒン球場」があ
田中瑛斗は泣いていなかった。 ドラフト3位で入団し、プロ入り5年目での初勝利。しかし入団してから初勝利の間には大きな挫折と苦悩があった。 テレビを見ていた私は、勝った瞬間から目が潤み、円陣の中心の彼の笑顔を見ているだけで涙がこぼれ、ヒーローインタビューで喋る言葉に涙が止まらなかったというのに、本人の目には涙がなく、どこまでも晴れやかな笑顔だった。 ルーキーイヤーも2年目も、二軍ですら勝てない。しかも勝てないどころか負けばかりが積み上がっていく。2019年の11連敗はイース
Q. なんでうちの投手たちはそんな極端なことを言うのか。 A. それは相手が相手だから 上沢が冒頭の台詞を言ったのは、完全試合を達成したあとの佐々木朗希との対戦を控えてのこと。 そして今回伊藤大海がそれを言ったのは、ノーヒットノーランを達成し、そのあとの試合も8回4安打無失点の山本由伸との対戦を控えてのこと。 ローテーションの巡り合わせとはいえ、なんというタイミング。どう考えても味方の大量得点は期待できそうにない。じゃぁ自分ができることは相手に点をやらないことだ。 達観し
「あとは二塁打だけなんだけど……」 6月26日、ファイターズ対ホークスの試合で、ルーキー上川畑選手がサイクルヒットにリーチをかけて臨んだ10回表。 一番出にくい三塁打もプロ初のホームランも打って、残るは二塁打。 しかし上川畑選手はこの打席でフォアボールを選んだ。結果的には上川畑選手が決勝点のホームを踏んでファイターズの7連敗をストップさせたため、これは価値のあるフォアボールだった。 ーーーーとはいえ、惜しかった。とても惜しかった。 これまで何度もこんな気持ちになっている。今
「野球を始めたきっかけを『兄の影響』って言ってくれてるんですけど、違うんですよ。本人は覚えてないみたいですけど3歳の頃……」 流れるようなハサミ捌きを見ながら、話に耳を傾ける。 美容師さんと話す、というより美容師さんの話を聞くのが楽しみで、この美容室に1年ほど前から通っている。 札幌市営地下鉄大通駅の一番出口から徒歩3分のビルの一室にある美容室「Quarte(カルテ)」 スタイリストで店長の若林さんとアシスタント3人の計4人で営業するこぢんまりとしたお店だが、札幌市外どころ
私は一時期ガチのミステリオタクだった。若い頃は月60時間超の残業をしながら(そのへん緩い時代だった)、年間100〜120冊読んでいた。今考えたらかなりおかしい。 そんな元ガチオタは昨今のドラマで『伏線回収』と言われてる事象に疑問を持っている。伏線とはその時気づかないから伏線なのである。匂わせて「これは伏線なのでは?」と思われた瞬間に負けだ。それはもう伏線とは言えない。 終盤の謎解きまで来て「あぁ!あの時のアレは伏線だったのか!くっそぉぉぉ!気づかなかった〜!!」ってのが伏線な
4月17日。 ファイターズファン以外は佐々木朗希の2連続観戦試合を期待して戦況を見つめる中、ファイターズのエース上沢が気迫のピッチングを見せた。 野球は三振の数を競うスポーツではないし、ヒットの数を競うスポーツでもない。 点を取らなければ勝てないが、点を取られなければ負けない。昨日、それを誰よりも考えていたのが上沢だったのではないだろうか。 先発 上沢直之 試合後に出た記事によると、ブルペンではあまり調子が良くなかったという。悪くても悪いなりにまとめるのがエースとも言える