ファイナルファンタジーの話
★まず最初に。ネタバレ要素を含みます。
ファイナルファンタジー(以下FF)が大好きです。ちなみに私のFFデビューはFF6、兄が持ってきたスーファミ本体と共に受け取ったソフトだった。
当時の私は受験などもあったこともあり一時期ゲームから遠ざかっていたのだが、そこからまたゲームをやるようになることに。そのきっかけになったのもFF6である。
まずFF自体は知ってはいたが、やったことは無かった。それと当時は6まで出ていたのだ。それすら知らなかったのだ。
そしていざプレー開始…
ゲームセンターCXでいう有野課長で言う「ゲームセンターCX、課長オンっ!」。
ファミコンとは違う音、そしてキレイなグラフィック…。息を呑みました。FF6は最初ナルシェの町から始まるのだが、攻略本もなく基礎知識もない私は戸惑うばかりだったが、話を進めていくうちに楽しくなっていくばかりだった。後に知ったのだが、コンポーザーが植松伸夫さんという超豪華なものであり、それも手伝ってか私はFF6にハマっていったのだ。今でもFF6の曲は大好きだ。それもスーファミで聞く植松さんの曲…フルオケのような曲調…キレイなグラフィック、かわいいSDのキャラクター。それと主人公が一人ではなく13人という今までには無い設定…そしてキャラクターひとりひとりにきちんとした設定もあるのだ。何もかもが新鮮だった。
ある程度ストーリーを進めていくと、パーティーが3つに別れてそれぞれのストーリーを進めていくことになるのだが、マッシュのストーリーにある魔列車で苦労したのを覚えている。魔列車…、これ真面目に闘っちゃいましたよ(笑)。実はもっと簡単に倒せる方法はあったんですけどね(笑)。聖水一つで倒せるってことを当時の私は知らなかった…んですよ(笑)、今思うとホントおマヌケです。オーロラキャノン必死に使ってボコボコ叩いて頑張ったのに、まさか聖水でかんたんにやれるとは…。
こちらもマッシュのストーリーになりますが、ガウの「とびこむ」と「あばれる」は当時使いこなせずにいました。色々な技を覚えてくれるのですが、戦闘離脱してしまうことに抵抗があったのもあって結局序盤では使いこなせなかったのを覚えています。けど、ここの話で通る蛇の道の曲が好きでした。
そしてティナが一時的に戦線離脱となる…。
それから魔法と幻獣、帝国とは?というのを知っていくことに。そこでティナは実は人間ではあるけど人間と幻獣の間にできた存在であることも明かされるのだ。幻獣の住む幻獣界も存在し、それもベクタの近くで大丈夫か?結局はケフカとガストラにめちゃくちゃにされてしまいますが…。そしてこの二人によって世界は崩壊させられるのです。ホントどこを取ってもハラハラしっぱなしで先が気になって気になって…。そういう要素もあってか私は益々FF6にハマっていくのだった。
崩壊後の世界を旅するのも楽ではなかった。飛空艇もぶっ壊れてしまってしばらくは徒歩!それと筏。仲間も散り散りになってしまって…ちなみに孤島でシドを死なせてしまった。そこから崩壊後の話は始まるんだが。それもセリスが主導で。個人的には崩壊後の世界の話の方が濃かった気がした。レベル上げの営業もしまくったし、魔石もガンガン集めたし。で、分からないことが多々あったこともあり攻略本も買ってきてと…。それでストーリーを進めていった。話を進めていくうちに散り散りになった仲間と出会えたりまた仲間として旅をしたりもできた。その中でまたたくさんの話が出てきて…。たとえば古代城の幻獣オーディンと王女の話。ここでも幻獣と人間の恋、それと悲しい結末。どちらも石化させられてしまう。あとはセッツァーの悲しい過去…ダリルとの思い出話や飛空艇の話。その中でもいちばん泣けたのはやはりロックとレイチェルの話だろう。リアルに泣いた。ゲームで泣くなんて…なんて思うことなく泣いた。レイチェルは記憶を失ってもロックのことをきちんと思い出してから逝った…、そして魔石フェニックスも元通りになって…。そこで一つの話の線が繋がったのだ、それはロックのセリスへの気持ち。大切に思えるからこそもう大切な存在を失いたくないという。FF6、泣ける要素多すぎません??
それとティナが闘えなくなってしまったのを知ったときはショックだったのを覚えている。「え?アナタキーパーソンですよね?」ってな感じで頭にはてなマークだった。
で、最後は瓦礫の山に全員で攻め込んでケフカを倒してエンディング。エンディングでもきちんとストーリーがあったのには驚かせられた。幻獣がいなくなり、この世界から魔法が消えて…ティナがどうなるの??というように。マディンも存在が消えてしまって…。マディンのような父親が欲しかったよ(笑)。
それとモズリブの村でもある出来事が起きたり。最初から最後まで目が離せない私のFFデビューとなったのだ。たぶんあのとき私がFF6をプレーしていなければ、未だにFFに触れることはなかったかもしれない。とにかくFF6は今でも屈指の名作だ。曲もストーリーも何をとっても文句のつけようがない。Switchでもやれたらと思う。リメイクしてくれないかなぁ。
余談だが…プレーしていた当時はガストラを本気で喋る犬だと思ってました(笑)。どう見てもあのグラフィックは犬にしか見えん!ちなみに奴は犬ではないそうだ。
で、ケフカは…オヒョヒョ野郎にしか見えん!なぜかいつも高笑いという感じに。後に分かったことだが、ケフカは魔導の力を人工的に体内に入れられまくってああなった設定だったとのこと。だからオヒョヒョ野郎だったんだろうな。
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