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「サタケンガク」という縁を大切に。 / mahoLabo.イベント第2弾『サタケンガク』後日談

※本記事は、2019年3月4日にwebメディアYeastに投稿されたものです。現在と当時の状況は変わっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。


2019年2月15日にmahoLabo.イベント第2弾「サタケンガク」が開催されました。

イベントの内容は、精米機のトップシェアを誇るサタケさんのご協力のもと、約25名の学生と施設内を見学し、素晴らしい技術力や歴史を見学の中で楽しく感じてもらうというものでした。

11月にYeastの取材で初めてサタケを訪れ、施設内を見学したメンバーの「ぜひもっと多くの学生にサタケを知ってほしい!」という想いが込められたイベントだけに、運営側もワクワクした気持ちで当日を迎えました。

開会式は、自己紹介から始まりました!

当日だけではなく、準備の段階からサタケンガクをいいものにしようと協力してくださいました。


バレンタインの準備はしてくれたかな?」という言葉から始まった広報室長・宗貞さんの自己紹介。宗貞さんの言葉で会場の雰囲気は一気に和みます。

「サタケって知ってる?知らなくても当然よ。ただ、何かの縁で今日こうやって関わることができたので、何かひとつだけでもいいから、持って帰るものを見つけてくださいね。」

それでは、サタケンガクスタートです!!
おっとその前に。見学中はサタケに関するクイズを出題しました。サタケンガクに参加できなかった皆さんも、この記事を読みながら問題に挑戦してみてくださいね。


それでは、第一問!

Q.2019年3月、サタケは創業何年を迎えるでしょう?
BGMはマンボNo.5にてお送りしています

エントランスにはお米と精米機をイメージして作られたガラスのオブジェがあります。
「お米」と「精米」がアイデンティティのサタケを表しているそうです。

ヤシ園の中へ。
なんとこのヤシ園専門の庭師さんを雇っているそうです。


イベント告知の記事などで、ここはどこだろう、と思った人もいるのでは?
ここは、ヤシの魅力にとりつかれ、ヤシ研究の権威となった2代目社長・佐竹利彦のために作られた温室です。


ここで第二問!

Q.サタケさんが発見したヤシの名前は?


続いては階段を登って初期の動力式精米機の模型の前にきました。
いいお酒を作るためにはいい水と米が必要。ただ、西条には他の酒処ほど特別いい環境に恵まれていなかったそうです。
それでは、なぜ西条ではお酒が有名になったのか、ということをお話ししてくださいました。

精米という技術が早くから開発されていたことが西条がお酒で有名な理由のようです。この技術は、酒蔵の職人さんの技術を軽減するために生み出されたとのこと。
西条の酒蔵が有名なことは知っていましたが、そこに精米が関わっていたことは初めて知りました。


続いて歴史館にて第3問です!

Q.2代目社長の佐竹利彦さんが開発を始めたモーターは、2011年あるものに搭載された。それは?


歴史館には、精米の歴史はもちろん、歴代サタケ代表取締役の幼い時期からの情報が細かく掲載されています。

選別加工センターでは、色彩に反応するセンサーを使ってものを選別する過程を、実際に見せていただきました。

コンビニのおにぎりなどに使用されている無洗米ですが、これを生み出したのもサタケさんです。家庭で研ぐ必要のないお米を作るため、試行錯誤された結果、タピオカで表面のヌカを取り除くという結果に至ったそうです。


さて、施設見学も終わり、お腹もいい感じに空いて来た頃です。
お昼ごはんは……

豊栄おむすびくらすのおむすびを用意しました〜!
サタケさんが開発に関わるGABAライスが使われたおむすびです。

おむすびをもらって嬉しそうな皆さん。
おいしいおいしいと食べていました!


お昼が終わると閉会式です。

見学中のクイズの正答率が1番高かったチームには、サタケさんが販売する美味しい非常食、マジックライスがプレゼントされました!

「このイベントができたきっかけは、私の家内とmahoLabo.の人たちがたまたま酒まつりで会ったことなんです。それが巡り巡って、今日皆さんと私たちサタケが関わることに繋がりました。何がきっかけで素敵な出会いが起こるかは分かりません。皆さんも、ご縁を大切にして行ってくださいね。」
という宗貞さんの言葉でサタケンガクが締めくくられました。


サタケンガクいかがでしたか?

私たちmahoLabo.の活動で、自分たちが魅力的に感じたものを学生に直接伝える機会を作ることができて、そして実際に楽しんでいただけたことがとても嬉しく思います。

ご参加ありがとうございました!



株式会社サタケ
住所:〒739-8602 広島県東広島市西条西本町2番30号
TEL:082-420-0001
ホームページ:https://www.satake-japan.co.jp


書き手:mahoLabo.イベントチーム

ライターだより
イベント当日と打ち合わせを合わせて計3回サタケさんの会社に行かせてもらいました。サタケの方々は一度会った人の名前や、前会ったとき何を話したのかを覚えていてくださって、目の前の人ひとりひとりとの丁寧な関係づくりが1番印象に残っています。
また、サタケを訪れて、お話を聞くたびに「サタケ、かっこいい……」となるのですが、きっと広報室の皆さんの自社への絶対的な誇りがそう感じさせるんだろうなぁと思います。自分が働く会社の人、商品、技術、歴史を大切にする姿はとても素敵で、私も自分の持っているものに誇りに持つ姿勢を大事にしたいです。

最後の最後に……
クイズの答えは、順に④、①、①でした〜!

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