タイプ2について
今回は、タイプ9(自認)から見たタイプ2について書きます。
タイプ2
助ける人、人の助けになりたい人
「人間関係をなによりも重視する」というところが、タイプ2のタイプ2たるゆえんなのですが、そこが、タイプ9の自分とは違うなと思っています。
私も「人間関係を良好にしたい」とは思うのですが、その割に、うっかりしていたり故意にだったりで良好にはできていないところがあります(そのこと自体にストレスを感じるのですが…)。
おそらく、生粋のタイプ2であれば、ナチュラルに「人のため」ができるんだと思います。それが、私の場合、どうもつめが甘くなるというか、ちょっと脇に置けてしまうというか…。
ちなみに、タイプ2はタイプ診断でロースコアだったとは言え、実は共感するものは多く、むしろ全タイプの中で一番、「タイプ2こそあるべき姿」と思っていたかもしれません(エニアグラム本を読む前は)。
昔から、「自分からあげるより、人からもらうことの方が多い」と思っていて、特に友達などからモノをもらうことに引け目を感じていました。人にあげることが苦手で、「お返しをしなければ…」と思いつつできなかったことを後悔してきた人生です(最近少しずつうまくなってきましたが!)。
この、タイプ2に対するコンプレックスは、母由来なのかなーという気がしています。
母はお節介焼きで、お世話好きで、子育てに関しては過干渉寄り(適度に放任ではある)。ライフワークとしてボランティア活動をしているし、クリスマスや誕生日のような行事ごとが好きで、子どもたちが巣立った今でも、親戚の集まりを取り仕切るイベンターでもあります。
冠婚葬祭や親戚とのやりとりに苦手意識がなく、誰とでもそつなく関われる人で、よく言えばコミュニケーション上手なのかなと思います。
そんな母を見て育ったために、自分が当たり前のように「人のため」ができない歯痒さのようなものを感じていたのかもしれません。(言語化しにくい部分なのですが。)
ちなみに、保育園児の私の長女も、このタイプなのかなと当たりをつけています。これについてはまだ観察中でもあるので、また別の機会に書いてみたいと思っています。