世界遺産、富士山住み込みバイト
もっといろんな事をしてみたい
そんな気持ちを抱えながら、一旦東京へ戻りしばらくバイトをしながら生活していたら、知人が「先輩で富士山の住み込みバイトした人がいて結構稼げるらしい」と教えてくれた。
自分で調べてみると夏の期間だけ募集してあって、日給が思いのほか良いではないか。早速そのサイトからメールを送って応募。
なんやかんやで採用されて2018.6/27〜9/12の期間、富士山の山小屋で働くことに。
初めての富士山がまさかのバイト。高山病にならないか不安はあったけど、なんとかなるさ精神でレッツラゴー。
私が宿に到着した時にはすでに小屋明けが終わっていて、あとはお客様が来るのを待つのみ。
ざっくりな1日の流れ。
6:30 起床
7:30 朝ご飯
10:00 休憩
12:00 お昼ご飯
15:00 休憩
18:30 2チームくらいに分かれて夜ご飯
22:00 お客様の食事終了くらいに就寝
早番だと
14:00 起床
上記の流れ
20:00 一旦就寝
25:00 起き
25:30 スタート
7:00 終了
お風呂はだいたい水、木曜日くらい。毎日は入れません。
(雨降った日 or 1週間たったくらいの男子の仕事が少ない日)
洗濯のタイミングは、お風呂の次の日の残り湯で全員分一気に洗います。ボイラー室で乾燥させる。
トイレ掃除→毎日午前中
荷物が届く→8:30~10:30
15:00のおやつ後に拭き掃除
こんな感じの流れでした。
宿によって仕事内容や1日の流れは違うみたいです。
わたしは早番の仕事が割と好きでした。
26時くらいになると宿泊客が頂上でご来光見るため一斉に起きて出発するからその時間帯はめちゃくちゃ忙しいけど、ご来光の時間なるとお客さんと一緒に眺めながら会話したりするのが楽しかった。(←仕事しろ)
男性は力仕事仕事がメインで、ベットメイキングや荷物運びその他いろいろ。
女性は台所メインで、従業員の賄い作り、トイレ掃除や洗濯物その他接客。
山の上は寒くて、真夏なのにダウン着て仕事してました。下界が40度超えの日は18度くらいでみんなで『今日あったかいね〜』とか言ってました。
働いてるときはただただ賄いのことばっかり考えてて、今日何作ろうとか、ある材料で美味しいもの作るのに必死だったし、在庫のこととか考えなくちゃいけなくてやりくりするのに一所懸命だったけど、周りのバイトさんともすぐ仲良くなって協力し合って生活できて楽しかった〜。
内緒で晩酌したり、星空見にいったりして。
小屋締めが終わって地上へ降りたら、めちゃくちゃ暑くて久しぶりに汗かいた。
辛いこともあったけどそれ以上に楽しい経験ができました。また行くかと聞かれたら少し悩むけど。笑
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