
身につけたい7つの習慣
皆さんは、普段誰かとコミュニケーションをとるときに、何を心掛けていますか?
私は、
「笑顔の方がいいのかな?」
「自分から話しかけた方がいいのかな?」
「質問した方がいいかも。」
と思いながらコミュニケーションをとるようにしていました。
選択理論心理学の中で出てくる身につけたい7つの習慣では、このように書かれています。
1.傾聴する
2.支援する
3.励ます
4.尊敬する
5.信頼する
6.受容する
7.意見の違いを交渉する
今回は、1番の傾聴するについてお話しします。
『コミュニケーションに大切なことは、傾聴です。』
ということをいろいろところでよく聞き、意識していますが、それでもコミュニケーションがうまくいかず、「全くかみ合ってないな。」と思うことがあるのが正直なところです。
「うんうん。傾聴ね。」
「相手に興味がありそうな話を振って」
「質問して。」
「うなずいて」
「さらに深掘っていく質問をして言ったいいんだよね。」
やってみてから、
「うまくいかないのは、質問力がないからだ。」
「質問力を上げよう。」
と技術ばかり身につけようと頑張っていたように思います。
昨日、とある勉強会で「傾聴の目的って何でしょうか?」
っていうお話がありました。
その時に、私が思ったことは、
・相手と仲良くなること。
・相手のことを知ること。
・自分との共通点を探すこと。
・相手に安心して話してもらえる雰囲気づくりをすること。
ということが思い浮かびました。
でも、実際に人と関わるとき、時に初めての人の場合には、この4つのことが頭から抜けて、コミュケーション力を高めるための実践の場だととらえてコミュニケーションをとっていることに気付きました。
・私、仲良くしたいと思ってますよっていう雰囲気を出そう。
・聞いてくれてると思われるような相槌をしよう。
・興味を持ってもらえてると思われる質問をしよう。
・私って安心でしょう?って空気を出そう。
ここまで、はっきりと意識はしていないかもしれませんが、本当の目的や思いよりも技術として身につけようとしていたなと思います。
もちろん、技術としていろいろな角度で質問できることで相手のことを深く知れることもあり、そのことがきっかけで仲良くなることもありますが、それはあくまでも手段です。
大事なことは、その技術を使って相手とどうなりたいのか。
その目的を忘れずにコミュニケーションをとり、傾聴することが本当に大切だなと思いました。