信じること
「信じる」って素晴らしいことだと思う。
でも簡単なようでとっても難しいことでもあると思う。
正直私は大人になるにつれて信じることよりも疑うことをたくさん学んできてしまったなって思っていて。
芸能の世界を目指して、いろんなことを経験してきました。
そんな中で今まで普通にできていた信じるってことがどういうことなのか、なんだかよく分からなくなってしまっていたなとも思って。
表面的に信じることができていても、
本当に心の底から信じることに怯えて、一歩踏み込めないみたいな。
そういう状況が本当に増えてしまったなって。
私が人生のバイブルに掲げている『満月をさがして』の作中のセリフに
「本当のことがわかんなくなったら信じることから答えにしてもそれでいいよね」っていうのがあるんです。
それと私の永遠の憧れセーラームーンこと月野うさぎちゃん。
彼女はどんなときでも信じることをやめない。諦めない。信じ続ける。
どんなに周りに何かを言われても、どんな敵だって、信じて、真正面から向かっていく。
そんな私の人生の二大巨頭がこんなにも信じることについてメッセージをくれていたのに、わたしはそれを失いかけてたなってすごく反省しております。
でも、これを踏まえて。
やっぱり「信じること」ってすごく難しいことだし、勇気がいること。
誰もが簡単にできることじゃないなって。
やっぱり人と交わる以上、信じて裏切られるのは怖いし、その結果思いもよらない状況に陥ってしまうかもしれない。もちろん正義とか悪とか考えたら世の中には犯罪もあるし、どうしようもないこともある。だから怖いし、ちゃんと自分の中でその線引きというか強い指針みたいなものを持っておくのはとっても大切なことだと思う。やっぱり自分の身を守れるのは自分だけだから。
でも、その一方で自分が信じたものを最後まで信じぬくこともすごく大切なことだなって。自分は信じてないけど、信じられないけど、あなたは私のことを信じてください。なんてそんなことは難しいと思うし、それでは信頼っていうのではなく一方的なものになっちゃうと思う。信頼って信じてお互いを頼るって書いて信頼。一人では信頼は得られない。そして、いま私たちが生きてる世界ってやっぱりどうしても一人じゃ生きていけない。
だからお互いに寄り添って信じあって、信頼を気づいて一緒に生きていく。
なんかすごく簡単そうで当たり前のことなんだけど、
「信じること」って結構難しいけど本当に大切なことなんじゃないかなって改めて思いました。
自分以外のことってさ、たとえ一緒に住んでいたとしても全部はみれないと思う。だから、その人を信じるか信じないかってときにその人が全く自分を信じてくれてないかもしれない。そういう場合もあると思う。
だけど、もしかしたら、自分が見ていない瞬間で自分のことを考えて、信じていてくれてるかもしれない。
なんかそう考えられたら、もっと信じたいって信じてみたいってなると思うなって。
セーラームーンの最終章でね、敵に自らの星を破滅されて、仲間も大切な人も守れず、自らの星を復活させるために、その星をでてきた戦士がいて。
その戦士たちはもうぼろぼろで、信じられるのは今の仲間だけ。
自分たちの星のことしか考えられない。ほかはどうなってもいい。
みたいな考え方だったの。
だけど、セーラームーンに出会って、最初はなんでこんなに信じられるのか、馬鹿なのか、お人よしなのか、いらつく、むかつくってなってたのが、最後には信じてみたくなって、信じちゃうんです。信じてるんです。
セーラームーンって敵も信じちゃうんです。
同じセーラー戦士。分かり合えないわけがない。分かり合えることを、悪に染まってしまった心の中にも必ずどこかに光が残ってるって。
これは確かにフィクションだし、物語の中だけのことかもしれない。
でも、やっぱり、全力で信じてくれる存在をみたら力をもらえたり、勇気がでたり、自分も信じてみようってなっていくんだと思うんです。
だからシリーズを超えて、いつの時代でもセーラームーンは愛し、愛される「愛の戦士」なんじゃないかなって思うんです。
なんか途中からセーラームーンを語る回みたいになっちゃったけど。(笑)
私が今回強く思ったのは!
自分は全力で信じることができる存在でいたいなってことでした。
まずは自分が信じてみる。
先のことがわからないのは絶対になくならないし、きっとみんなそう。
でも、その中で先に自分が信じてみる。
そこから変わることとか、そうやってるうちにその先がみえてくるんだじゃないかなって。なのでやっぱり、
「本当のことがわかんなくなったら信じることから答えにしてもそれでいいよね」
これは究極の答えなんじゃないかなって思いました。
改めて、沢山のことを、沢山の人を
信じられる人として
前を向いていきたいと思います!
おしまし!
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