AMリーグ観戦記w(わせりんさん9mについて)
いやー!始まりましたねーAMリーグ!
初日の29日は、やまきさん、まさひろさん、わせりんさん、堀内元プロが出場。高額スパチャが乱れ飛び、同時接続6000人とめちゃくちゃ注目されていたと思います。
麻雀警察さんのチャンネル登録者数は3万人台だったと思いますので、この同接6000人というのは、本当にすごい数字だと思います。
さて、試合結果についてですが、わせりんさん→堀内元プロの9m12000放銃がやはり注目を集めめていましたね。動画で言うと1時間23分くらいの箇所からでしょうか。
もう少し詳しく言うと、まさひろ(持ち点27400)さん、わせりんさん(37000)、堀内元プロ(14600)、いずれもトップ条件の3試合目東2局で、わせりんさんが親の堀内元プロに対して、9mで12000を放銃した場面です。
僕は、基本的に、後から打牌についてあれこれ言うのはフェアではない(他の人の手を全部見てたくさん時間を使って考えた結果で色々言うのはフェアではない)と考えているのですが、わせりんさんはいつも大変面白くMリーガーの打牌を批評しているので、今回はちょっと検討をしてみたいと思います。
①堀内元プロは、手出し3巡目2m4巡目1m、5巡目手出し8m
→8mを含むターツに、2m1mペンチャンと同じかそれ以上の価値があったため、8mが後になった+堀内元プロは5巡目時点で8m含みのターツも見切った可能性が高い
→具体的には、堀内プロは、5巡目時点で、68m、78m、88m、89mのいずれかのターツを保持しており、8mを切りこのターツを見切った可能性が高い(=6789mのいずれかがまだ手に残っている)
②しかしながら、堀内元プロは、6巡目に残6789mを切らず6p切り→ホンイツ気配だったのに残6789mを切らず6pということは、残6789mにくっついた形の価値が①の形より高くなったので切るのをやめた可能性が高い。とすると、次のケースの可能性が高い(河的に現実的に堀内元プロが選ばなさそうなものも含む)。
(1)①で89mで8mを切り残った9mに9mがくっついた99m
(2)①で78mから8mを切り残った7mに7mがくっついた77m
(3)①で88mから8mを切り残った7mに8mがくっついた78m
(4)①で68mから8mを切り残った6mに5mがくっついた56m
(1)から(4)の中でも、特に(1)(2)は、対々和まで見ることができて打点的にも満足が行くとして、ホンイツから切り替えたとしても何ら不思議ではないため、9mは少なくとも危険牌の一つといえるのではないでしょうか(現実には、堀内元プロは6巡目時点では9mアタマのホンイツ崩れでしたがその後対々和に張り直しでしたが)。
わせりんさんの一枚目の9m切りは7巡目ですし、二枚目の9m切りは一枚目が通っているというところはありますが、点棒、条件、わせりんさんの手の価値的に押す必要が強い場面ではないと思うので、やはり9m切りには諸説ありそうです。
ということで!
やはり実際の対局でパーフェクトな打牌を続けるのは難しい!もちろんわせりんさんがアレとかいう話ではなく、Mリーガーが実際の対局で短い時間で打ち続けてることがもうちょっと評価されてもよいでしょう!という話でした。
あ、わせりんさんの文章はすごく好きです
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