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序盤捨て牌外側の迷彩をつけた先制両面リーチのアガリ率
研究代表者 nisi
研究協力者 とつげき東北、みーにん
1.はじめに
昔に流行ったとされる捨て牌で迷彩を作る打ち方、例えば、序盤で334mとかの両面対子から3mを切って単独両面搭子に固定する打ち方について、実際にどれくらいアガリやすくなるのかの評価が気になりました。そこで今回は、序盤捨て牌外側の迷彩をつけた先制両面リーチのアガリ率について、牌譜解析で調べてみました。
2.牌譜解析条件等
・誰かが先制リーチをかけた瞬間を調査対象とする。
・リーチ時点で誰も副露していない。
・リーチの待ちは両面待ち(手牌で2枚以上アガリ牌を使っている亜両面は除く)。
・以上条件に当てはまった総回数と、リーチ者がアガれた回数をカウントする(アガリ回数÷総回数を両面リーチアガリ率として算出する)。
・リーチ巡目別、両面待ちの種類別、リーチ者が両面搭子のいずれかを切っているか(迷彩の有無)別、迷彩あり時その牌が切られた巡目別に分類する。
・リーチ巡目について、前後1巡の3点移動平均を適用する。
具体的には、以下のような表を作成します。
左上が両面待ちの種類による分類、行方向がリーチ巡目による分類、列方向が迷彩牌が切られた巡目による分類です。例えば、9巡目の迷彩牌が切られてない両面14,69待ちのアガリ率は58.6%です。
以下、有料部分でこの表の掲載と簡単な分析をしていきます。
また、次のような牌姿(2巡目or5巡目)で目いっぱいに受ける打北か、捨て牌に迷彩を作る打3mのどちらがいいかのシミュレーションをやってみました。
3.序盤捨て牌外側の迷彩をつけた先制両面リーチのアガリ率(牌譜解析結果)
それでは、迷彩の有無・巡目による先制両面リーチアガリ率が下表になります。
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