両面変化浮き牌と一向聴安牌残し（その１）

研究代表者　nisi
研究協力者　とつげき東北、みーにん

１．はじめに

以前何度かやってる一向聴安牌残しかぶくぶくにするかの選択は、主にフォロー牌がシャンポン受けの場合（一向聴安牌残し（局収支編）などの記事）で見てきました。今回は、愚形塔子ありでフォロー牌が両面変化狙いの浮き牌の場合に、安牌を残すかどうかというテーマで見ていきます。

牌姿１　ペンチャン＋両面、浮き牌片無筋

牌姿２　ペンチャン＋両面、浮き牌両無筋

牌姿３　カンチャン＋両面、浮き牌片無筋

牌姿４　カンチャン＋両面、浮き牌両無筋

牌姿５　ペンチャン＋両面、浮き牌４５６７

牌姿６　ペンチャン＋両面、浮き牌２３４５

牌姿７　カンチャン＋両面、浮き牌４５６７

牌姿８　カンチャン＋両面、浮き牌２３４５

前提とする捨て牌は下図の通りとします。

8つの牌姿と、4種類の巡目（4巡目・7巡目・10巡目・13巡目）と、ドラ0～2の場合について、目いっぱいの打北か、安牌残しの打ソーズかのシミュレーション（局収支）をします。

いずれの打牌についても一向聴から他家攻撃が入ったときに途中まで押すかどうかの考慮をします。（100%以下押し・15%以下押し・10%以下押し・5%以下押し・0%以下押しのいずれか。）

２．ドラ１の場合の、両面変化浮き牌安牌残しシミュレーション

まずは、ドラ1（ドラ４ｐ）の場合から見ていきます。