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チップありルールにおける対1軒リーチシャンテン押し
研究代表者 nisi
研究協力者 とつげき東北、みーにん
1.はじめに
対1軒リーチのシャンテン押しについて、『新 科学する麻雀』で取り上げたのは、チップがない想定での半荘収支でした。しかし、巷ではチップありを想定する場合も多くあると思います。
テンパイ対1軒リーチについては、こちらの記事で書いたので、今回は一向聴対1軒リーチについて、チップあり半荘収支を調べてみたいと思います。
2.シミュレーション条件等
・自分南家
・北家からリーチ(東家西家は非リーチ門前)
・自分門前限定一向聴
・初手切る牌・テンパイ時切る牌ともに無筋2378
・赤5牌は場に出ていない
・トンパツ
以上の条件を固定として、
・一向聴の形
・打点
・赤枚数
・相手リーチ一発巡かどうか
以上の条件を動かしながら、一向聴で押した場合と降りた場合について、平均チップ枚数とチップなし時半荘収支とチップ1枚5000点(5pt)ルールの半荘収支をグラフ化します。
3-1.完全一向聴・5200点・赤0・非一発巡
とりあえず一番ベーシックな条件として、完全一向聴・5200点・赤0・非一発巡としてみます。
まずは、チップなし半荘収支から見てみます。
『新 科学する麻雀』で触れた通り、局収支なら中巡で押せる手です。トンパツのチップなし半荘収支でも、12巡目くらいまでは、押しの半荘収支が降りの半荘収支(グラフの水色折れ線)を上回っており、誤差とか堅いこと抜きにして、単に数値の大小のみで比べるなら12巡目まで押せるということになります。
次に、平均チップ枚数を調べてみます。
自分の手牌の赤0枚で相手リーチ非一発巡において、完全一向聴なら13巡目くらいまでは押しのチップ枚数のほうが降りのチップ枚数より多いです。9巡目だと0.1枚~0.2枚差ということで、チップ1枚5000点なら0.5pt~1pt程度、押し側にプラスに働くということで結構大きいのではないかなーと。
チップあり(1枚5000点)半荘収支が下グラフです。
境界となる巡目は13巡目くらいで、チップなし時とそこまで大きくはずれませんが、チップの影響+通常の順位点素点の影響が二重に加わるので、チップなし半荘収支よりも押し時と降り時の半荘収支の損得落差が激しくなっています。要は、チップあり時で、押し引きミスったら大変だよ、と。
以下、
・完全一向聴・2600点・赤0・非一発巡
・完全一向聴・1300点・赤0・非一発巡
・完全一向聴・2600点・赤0・一発巡
・両面+リャンカン一向聴・5200点・赤0・非一発巡
・両面+リャンカン一向聴・2600点・赤0・非一発巡
・両面+リャンカン一向聴・1300点・赤0・非一発巡
・カンチャン+リャンカン一向聴・5200点・赤0・非一発巡
・カンチャン+リャンカン一向聴・5200点・赤1・非一発巡
について、有料部分でグラフ掲載と分析していきます。
3-2.完全一向聴・2600点・赤0・非一発巡
次に、打点を2600点に下げてみます。
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