研究者

研究者紹介

 今日は麻雀数理研究会の研究員の紹介をさせていただきます。
 麻雀数理研究会に属するのは以下「みーにん」「nisi」「とつげき東北」の3名です。

みーにん

 1979年、愛知県出身。
 2001年、東京大学教養学部卒業。
 2003年、東京大学大学院総合文化研究科中退。
 2007年、『科学する麻雀』(とつげき東北著、講談社現代新書、2004)に書かれた理論に感動、自らも同様のデータを出したいと思い、麻雀研究を始め、その結果をインターネットで公開。
 2014年、体調を崩して療養生活に入ったのを機に麻雀研究を再開、ブログ『現代麻雀理論』を開設(現在は閉鎖)し、麻雀の基礎データとなる牌譜解析結果をブログにて掲載する。
 2015年、『神速の麻雀 堀内システム51』(堀内正人著、福地誠編、洋泉社)にてデータ監修を担当、『オンライン対戦麻雀 天鳳公式完全攻略読本』(ネマタ著、福地誠編、洋泉社、2015)にデータ提供を行う。
 その一方で、2015年に『統計で勝つ麻雀』(福地誠、みーにん著、竹書房)を出版する。
 2017年、天鳳名人戦出場者完全データサイトに天鳳名人戦の出場者の牌譜解析結果を提供。

 また、『統計学のマージャン戦術』を竹書房より出版。
 2019年、『知るだけで強くなる麻雀の2択』を竹書房より出版(梶本琢程氏と共著)、『データで勝つ三人麻雀』を三才ブックスより出版(福地誠が編者)。


 なお、みーにんの牌譜解析結果などは次の書籍などで利用されている(なお、以下の書籍はみーにんの作成したデータが1か所以上使われている書籍を列挙したにすぎず、当該本の性質については考慮されていない)。

『勝つための現代麻雀技術論』(ネマタ著、福地誠編、洋泉社、2014)
『黒いデジタル麻雀 現代流データ戦術を斬る』(石橋伸洋著、マイナビ、2015)
『よくわかる麻雀の勝ち方 牌効率から読みまで極める30の技術』(平澤元気著、マイナビ、2016)
『麻雀 鉄押しの条件 3人の天鳳位が出す究極の結論』(平澤元気、独歩、かにマジン、しゅかつ、マイナビ、2017)
『勝つ人は知っている 現代麻雀30の新常識』(土井泰昭、平澤元気著、マイナビ、2017)
『麻雀 勝ち組の鳴きテクニック』(川村晃裕著、木村由佳編、竹書房、2017)
『むこうぶち傀に学ぶ!麻雀強者の0秒思考』(ZERO著、竹書房、2018)


nisi

 1986年大阪府出身。京都大学大学院理学研究科卒業。
 2009年にブログ「とりあえず麻雀研究始めてみました」を開設し、同時期から麻雀研究を本格的に始める。

 以後、シミュレーションや牌譜解析から得られたデータを定期的にブログで公開している。
 主な研究成果として、

・麻雀局収支シミュレータ「nisiシミュレータ」
・麻雀AI「麻雀添削くん」(名称は仮)
・mjscore形式ファイルを読み取る牌譜解析プログラム
・一人麻雀における打牌検討ソフト「一人麻雀計算機」
・四人麻雀の打牌・副露判定を予測する教師ありニューラルネット
・四人麻雀の一色手率・一色手聴牌率・一色手打点を予測する教師ありニューラルネット
・麻雀AIを用いた四人麻雀自己対戦&牌譜出力プログラム

がある。
 ツイッターアカウント@nisi5028において、ある局面における麻雀AIの評価値を付けた一問一答形式の問題をほぼ毎日出題している。
 2017年『フリー麻雀でもネット麻雀でも使える 現代麻雀最新セオリー』(雀ゴロK著)にてデータ監修を担当。
 また、nisiの研究成果は、以下の書籍で利用されている。

『勝つための現代麻雀技術論』(ネマタ著、福地誠編、洋泉社、2014)
『オンライン対戦麻雀 天鳳公式完全攻略読本』(ネマタ著、福地誠編、洋泉社、2015)
『神速の麻雀 堀内システム51』(堀内正人著、福地誠編、洋泉社、2015)
『よくわかる麻雀の勝ち方 牌効率から読みまで極める30の技術』(平澤元気著、マイナビ、2016)
『麻雀 鉄押しの条件 3人の天鳳位が出す究極の結論』(独歩、かにマジン、しゅかつ、平澤元気著、マイナビ、2017)
『勝つ人は知っている 現代麻雀30の新常識』(土井泰昭、平澤元気著、マイナビ、2017)


とつげき東北

 1976年兵庫県出身。東北大学工学部通信工学科卒、北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科中退。
 1999年、当時の中心的インターネット麻雀荘『東風荘』で有力プレイヤーとして名を馳せるとともに、データ集計ツール等を開発して公開、ウェブ上に「システマティック麻雀研究所」を立ち上げ、科学的な手法に基づく麻雀を説く。

 2004年、講談社現代新書から史上最年少で『科学する麻雀』を出版、同シリーズは累計17万部を売り上げるベストセラーとなった。
 世界で初めて麻雀を真に数理的・科学的な研究対象として位置づけて得られた学術的な成果を基に、情報処理学会、人工知能学会、東京大学等において講演、講義、論文発表を行っている。麻雀関係の雑誌記事連載、単行本への寄稿、データ提供も不定期で請け負う。麻雀に関する斬新な研究手法の開発・提案等を得意とする。
 その他にも、学士会会報誌や総合芸術誌「ユリイカ」等への文章掲載、論理学・哲学系「場を支配する『悪の論理』技法」(2018、フォレスト出版)の出版、世界的な統計学系雑誌への査読付き論文掲載・海外発表など、麻雀に限らず、各種対象を計算機科学的・論理的な切り口で研究・公表する活動に従事している。

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