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先制七対子聴牌のリーチ判断(無筋46牌編)
研究代表者 nisi
研究協力者 とつげき東北、みーにん
1.はじめに
こちらの記事の続編です。
前回は、無筋19・28・37牌が待ちになった先制七対子聴牌について、リーチとダマどちらが局収支的に有利かを調べました。
今回は、無筋46牌が待ちの場合で、同様に先制七対子聴牌のリーチ判断をシミュレーションなどで調べていきます。
2.シミュレーション条件等
〇想定捨て牌
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①…1p or 1s
③…3p or 3s
④…4p or 4s
⑤…5p or 5s
⑦…7p or 7s
2p1枚切れ・6p1枚切れ
〇アガリ牌4p切れ枚数
0枚切れor1枚切れ(下家捨て牌に1枚)
〇1つ内側牌3p5p見え枚数
0枚見え
1枚見え(他家捨て牌に1枚)
2枚見え(自分の手牌に対子)
3枚見え(自分の手牌に対子・他家捨て牌に1枚)
〇スジ牌7p見え枚数
0枚見え
1枚見え(下家捨て牌に1枚)
2枚見え(自分の手牌に対子)
3枚見え(自分の手牌に対子・下家捨て牌に1枚)
〇スジ待ち
4p両無筋待ち(自分捨て牌①が1s)
4p片無筋待ち(自分捨て牌①が1p)
〇ドラ枚数
ドラ0(ドラ9s)
ドラ1(ドラ9s・5m1枚が赤)
ドラ2(ドラ9m)
ドラ3(ドラ9m・5m1枚が赤)
〇巡目
5巡目・8巡目・11巡目
具体的には以下のような表を作成します。
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表の見方は、行方向がスジ待ち・アガリ牌4p切れ枚数・内側牌3p5pの見え枚数・スジ牌7pの見え枚数による分類で、列方向が巡目とドラ枚数による分類で、マスの中の数字が局収支差(リーチしたときの局収支-ダマにした時の局収支。数字がプラスであればリーチ有利、マイナスであればダマ有利)です。
例えば、8巡目のドラ0(ドラ9s)で、4p単騎両無筋(自分1p切ってない)・アガリ牌4p0枚切れ・3p5p7pが0枚見えの牌姿の場合、局収支差は+206点で即リーチ有利です。
以下、有料部分で表掲載と分析をしていきます。
3.先制七対子聴牌のリーチ判断(無筋46牌編)(シミュレーション結果)
それでは、4p単騎の局収支差の表を見ていきます。下表になります。
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