何切る問題🔰
初級編
麻雀にはこの場合は絶対コレを捨てる!
という選択肢や場面はほとんど無い。「この手牌ではこうした方が良い」「こっちの方が〇〇が狙えるからおすすめ」等、定石に近いものはあるので、考え方の勉強です。
東1局で南家3巡目。
右端の牌が今ツモってきた牌。
手牌14枚でこれから何を捨てるのか?を勉強していきましょう。
普段ドラをあまり気にしていない方でも今回の問題はドラが表示されているので、意識してみましょう。
萬子はm、索子はs、筒子はpで表記しています。1の萬子は1m
問題1
打3m。
8pか3mどちらの対子を捨てるかの判断。
打8pの場合
69mと58sを引けば聴牌。
打3mの場合
69mと58sにカンチャン待ちの4mの受け入れが増える分こちらが有利。
萬子(356778の形)の連続形にカンチャン待ちか見えるかどうか
問題2
打3s。
2sか3sでどの待ち方にするかの判断。
打2sの場合
14sのリャンメン待ち。
点数はロンあがり1,300点、ツモあがり2,000点(500点/1,000点)
打3sの場合
2sと9pのシャンポン待ち。
点数はロンあがり2sが1,300点、9pが1,600点。
ツモあがりは満貫になり8,000点(2,000点/4,000点)
打の2sと9pのシャンポン待ちでツモり三暗刻の方が打点上昇の恩恵がかなり大きい。待ちは悪くなるが、こちらの方が良い局面は多い。
問題3
打4p。
対子が3組で2pか4pか6pの選択。
打2pの場合
24466となり、受け入れは346の3種類で聴牌。5は頭がなくなるので聴牌にはならない。
打6pの場合
22446となり、受け入れは245の3種類で聴牌。3は頭がなくなるので聴牌にはならない。
打4pの場合
22466となり、受け入れは2356の4種類で聴牌。打2p6pよりも1種類受け入れが増えるのでこの形にすると聴牌しやすくなる。
446688
飛び対子がある時は真ん中の牌を捨てる場合が多い。
問題4
打6p。
待ち方を何にするかの選択。
打7pの場合
5pと6pのシャンポン待ち。役はタンヤオとドラ1。
打5pの場合
6pのカンチャン待ち(6pの単騎待ちにも取れる)。役はタンヤオとドラ1
打6pの場合
2p5p8pの三面待ち。役は2pの場合、タンヤオとドラ1。58pの場合、タンヤオ、ピンフ、ドラ1。
待ち方、役ともに優秀な打6pが正着。
問題5
打5m。
面子の1つを234か345どちらにするかの選択。
打2mの場合
面子1組を345にして14mのリャンメン待ち。役は1mでピンフ、4mでタンヤオ、ピンフ、三色同順。
打5mの場合
面子1組を234にして14mのリャンメン待ち。役は1mでピンフ、三色同順。4mでタンヤオ、ピンフ、三色同順、一盃口。
待ちが同じなら役が多い5mが正着。
問題6
打5p。
単騎待ちの選択。
打西の場合
5pの単騎待ちになり、立直してロンあがりは1,300点。ツモあがりは2,600点(700点/1,300点)
打5pの場合
ドラ西の単騎待ちになり、立直してロンあがりは5,200点。ツモあがりは満貫になり8,000点(2,000点/4,000点)。打点がかなり上がるのでドラ待ちの方が優秀。
問題7
打1p
何待ちにするのか?の選択。
打中の場合
69mのリャンメン待ち。中の役が無くなるので打中の方が優秀。
打7mか8mの場合
点数は打1pよりも少し上昇するが、待ちが単騎待ちと悪くなるのでそこまで恩恵は受けにくい。
打1pの場合
69mのリャンメン待ち。中の役も残り、形も良い。
問題8
打發。
發か6pのどちらの対子を捨てるのか選択。
打6pの場合
69mと25pのリャンメン待ちのイーシャンテン。どちらかが入ると役無しの聴牌になる。
打6pの場合
69mと25pのリャンメン待ちのイーシャンテン。どちらかが入るとピンフの聴牌になる。
役が出来る分こちらの方が正着。
問題9
打5sもしくは打6s。
対子が3組で3m、5s、6sのどれかを選択。
打3mの場合
聴牌になる牌は3m56s25pの4種類。
ツモ牌によってはシャンポン待ちになる。
打5sの場合
聴牌になる牌は3m467s25pの5種類。
最終形がリャンメン待ちになる。
打6sの場合
聴牌になる牌ひ3m457s25pの5種類。
最終形がリャンメン待ちになる。
問題10
打5p。
5pか6pか中の選択。
打中の場合
七対子の聴牌で待ちは6pの単騎待ち。
待ちが悪いし、打点も少ない。
打6pの場合
25m5pの三面待ち。残り牌6枚。
打5pの場合
47pのリャンメン待ち。残り牌8枚。
枚数差で今回はこちらが正着。