葛藤した2024年と2025年を見据える
今年の私の麻雀は光るものなし。格別に良かったことはなし。ナシナシづくしの1年間であった。対戦する相手には動じなかったが、自分と対峙して負けてしまった。
凡ミスが多かったことも強く感じているところで、チョンボのことや達人戦のプレーオフのルールを勘違いしている始末。こんな間違いは勝負に入る前のミスである。
それぞれひとつひとつの勝負に出ていく心構えができていなかった。
鳳凰戦、達人戦も自分が描いた通りにはならなかった。
出だしは悪くなかったがそれに安心してしまってたかをくくってしまったのが間違い。
最善の準備、用意ができていなかったに尽きる。
何がいけなかったか?
自分の弱点を克服すべき所を直していなかったと思っている。
これを来年の鳳凰位戦、達人戦までに直してそなえる
自分の麻雀も簡単に振り返ってみよう。
サーフィン打法というのはローリング(うかい)にある。
それが、オリであったり、回し打ちであるのだが、本手に化けるローリングもある。
その本手が炸裂する所を皆様にお楽しみいただいていると思っている。
本手に化けるローリングが今回は聴牌止まりになってしまった事が多いと感じている。
「あがりは運」とは私のよく言っている事である。ローリングから、あがり切れるか聴牌同士のめくり合いに負けてしまう精度を高くしたいと思っている。
私の感覚としてはあがり率60%にしたいと思っている。
そして連続であがることを考えるのは私の考える対策のひとつであると思っている。
次は打点なのだが、これは今のところ新しいアイディアはないのである。
よくよく考えてみたが、麻雀を楽しんでやろうと思ったが、運のツキだったのかもしれない。自分通りにならない時に楽しいということを優先して、勝負して負けてしまう。
メリハリの良さは達人戦で荒さんの麻雀を見ていて強く感じた。
この体得ができればいいのだが、気持ちに余裕がないと難しい。点棒がなくなっていくと挽回しようとして、無理なあがり、打点を作ろうとする。そして前のめりになってしまう。
元々点棒が無ければ、運がないわけであるので運のある人の餌食になってしまう。
こういう時に冷静になって勝負を降りなくてはいけない。
こういう冷静さはとても勇気のいることである。
運のエアポケットにいる時の自分と戦いが大切なのである。勝負に行けば負の連鎖が続く。思いとどまる勇気を養う。放銃というジリ貧を回避するために現物を見て降りなくてはいけない。
つまり、降りる勇気というメンタル面の修正を考えている。しかし、私に向いているかどうか…。
というのも、元々私は我慢が苦手なのである。例えば、鳴き麻雀は我慢ができないという性分があるから磨いたものでもある。しかし、例えば埋まりにくい悪形を安易にチーしてしまったりしてしまう。本来、こんなものは本手に押しつぶされてしまうだけなのである。降りてしまったり、放銃するなら鳴かなければいいのに…と思うのである。
じゃあ、多く放銃してもたくさん高い手をあがって挽回するような力まかせの麻雀ができるかというとそっちの方がもっと難しいように思う。
仕方なく、我慢を考えた。我慢をしっかりしていれば、誰かしらミスが生まれる。そのミスで運のあるなしがかわる。その時に勝負に向かえるのである。
と、葛藤している様子を文字にしてみました。葛藤を模索に変えて答えを出していこうと思っている。本当にいつまで麻雀をお披露目する事ができるか分からない。1年1年が勝負です。
来年もよろしくお願いします。