まひるの

好きなことをゆるっと楽しみながら、心穏やかに過ごすが人生の目標。 小説や漫画の感想、手…

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好きなことをゆるっと楽しみながら、心穏やかに過ごすが人生の目標。 小説や漫画の感想、手作りおやつ、訪れたお店の話、相棒のうさぎ、何てことない日記など投稿予定。 趣味で細々物語も書いてます⇒https://www.berrys-cafe.jp/spn/member/n572317/

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夜のおやつ作り

さつま芋をもらった日の夜、ふとおやつを作ろうと思った。 作りたいレシピストックの中に、さつま芋を使ったものがあったことを思い出したから。 さつま芋と白玉粉を混ぜてお団子状にしたものに、大学芋の蜜風のタレをかける、大学芋だんご。 材料は家にあるし、唯一なかったさつま芋も手に入った。 夜に作るにはやや罪悪感があるが、気になるのはほんの一瞬で、すぐに作りたい欲がそれに勝る。 昼間の明るい台所で作るおやつもいいけれど、夜のシンとした台所もまた違った良さがある。 昼間に台所に立つと

    • パンが作りたい…それが合図

      私のストレス発散法の1つに、“パンを作ること”がある。 普段は手軽さを求めて、行程も材料も出来るだけ少なく短時間で出来る料理を好んで作るけれど、パンを作る時は別。ゆったりのんびり時間をかける。 その作っている時間が、私の荒んだ心を落ち着けてくれる気がする。 そんなわけで今回作ったのは、バタートップミニ食パン。 生地に入れたバターの他に、上にも追いバターをしてから焼き上げる。 お砂糖も振りかけているから、ほんのり甘くてそのまま食べても美味しい。 材料をボウルに入れたら、生地

      • 食べたいものを食べる

        ネットで見つけたレシピで作ったお昼ご飯。 わさび飯と揚げないフライドポテト 取り合わせがどうなんだって話はこの際置いておく。 食べたいものを作った結果なので、私的には何の問題もない。 温かいご飯に材料を乗せていくだけ、調味料をかけるだけの簡単わさび飯と 切ってチンしたじゃが芋に調味料と片栗粉をまぶしてオーブントースターに入れるだけの揚げないフライドポテト。 どちらも簡単だし使う材料も少ないしで、とっても手軽に作ることが出来た。 少し前までは、職場でメンタルをやられたことが原

        • おめでとうのケーキ

          お誕生日おめでとう、その気持ちを込めてケーキを焼く。 誕生日のケーキというと、特別感のあるものの方がいいのかもしれないが、こんな時でも私が焼くのはいつものおやつと変わらないケーキだったりする。 今回は、りんごの甘煮とナッツたっぷりのパウンドケーキ。 ホットケーキミックスを使って作れるレシピを参考に作った。 りんごの甘煮も、切ったりんごに砂糖とレモン汁をかけて電子レンジでチンするだけでとってもお手軽。 見た目に特別感はなくたって、特別心を込めて作っているから、これはもう特別な

        夜のおやつ作り

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          【感想】植物図鑑

          有川浩さんといえば図書館戦争のイメージで、有川さんって誰?とピンとこない人でも、図書館戦争の作者さんと言えばわかってくれたりする。 けれど私個人的には、有川さんの作品ではこの植物図鑑とキケンをとても推している! 今回は植物図鑑の感想というか、読んだ記録。 語りだすと止まらないくらい好きな作品なのだが、ネタバレは極力避けたい思いもあるので難しいところ…。 簡単に言うなれば、普通のOLがある日突然イケメンを拾い、ひょんなことから共同生活を始めるお話。 名前しか教えてくれないそ

          【感想】植物図鑑

          今がその時!

          ずっと作ってみたかったレシピがあった。 それを、お昼に何を食べようかと考えていた時にふと思い出した。 レシピ自体を見つけたのはもうずっとずっと前のことで、材料が家に揃ったら作ろうと思って寝かせていた。 メインの材料はじゃが芋。 買ってくればいい話なのだけれど、そこまでするほどでは…と思ってしまうのが面倒くさがりのよくないところ。 だが今は家にじゃが芋がたくさんある。 となれば、これは作るしかない。ようやく作るべき時が来た。 作るのは好きだけれど面倒くさがりだから、工程が多い

          今がその時!

          念願のパン屋へ

          ずっと行きたかったパン屋さんがあった。 でもいつ前を通っても混んでいて、たまに空いていると思えば完売で閉店していて、中々食べる機会に恵まれなかった。 それがついに、完売したわけではないのにお店が空いていて、初入店することが出来た! パン屋って、足を踏み入れただけで幸せな気分になれる。 うきうきでトレイとトングを手に、店内を歩く。 棚に並んだパンは、どれもとんでもなくいい香りがするし、見た目も素晴らしく美味しそうだし、名前も心引かれる。 端から順に目に止まるもの全てトレイに

          念願のパン屋へ

          無性にじゃが芋が食べたくなった、休日の午後の話。

          無性にじゃが芋が食べたくなった。ただ茹でただけのじゃが芋が。 何かが無性に食べたくなったら、材料が家にあるかどうかを調べる。 買いに出ても、食べに出てもいいのだけれど、インドア派で出不精の私は、基本的に家に材料がなければそこで諦める。 まあしょうがない。今日は食べるべき日ではなかったのだと諦める。 けれど今日は、家に材料があることは調べる前から知っていた。 畑から取ってきたじゃが芋が、無造作にダンボールに入れて玄関に置いてある。 その中から小さめの物を、欲張ってボウルに入れ

          無性にじゃが芋が食べたくなった、休日の午後の話。

          おめでとう、そしてありがとう。

          相棒のうさぎと出会って、今日で5年目。 我が家では毎年この日を、“うちの子記念日”としてお祝いしている。 本当は誕生日をお祝いしたいところなのだけれど、庭で拾ったあの子の誕生日はわからないから、代わりに家族になった日を記念日としている。 家に来てくれてありがとう。家を見つけてくれてありがとう。元気に育ってくれてありがとう。の気持ちで、近頃お気に入りの、うさちゅーるでお祝い! 数ヵ月前から突然相棒の体調がすぐれず、慌てて病院に駆け込んだが、お医者さんも看護師さんも、もうダメ

          おめでとう、そしてありがとう。

          クッキーはサクッほろっが理想系

          何か作りたい。おやつを作りたい。 ふと思い立ってクッキーを作った。 お気に入りレシピと家にある材料を見比べて、よしこれならいける!となったクッキー。 卵がお高くなってからは、おやつに卵を使うのは気が引ける…と豆腐で代用してみたり、はたまたヨーグルトを使ってみたりしていたけれど、今日は久しぶりに卵を使った。 そのため、全然そんなことはないのに、ちょっぴり贅沢なおやつを作っている気分だ。 今回のクッキー作りで参考にしたのは、バターの代わりにサラダ油を使うレシピ。 とってもお気に

          クッキーはサクッほろっが理想系

          珈琲とアップルパイの店

          アップルパイが売りのお店で、小倉パイにするかシフォンケーキにするかを悩んだ。 そこはアップルパイ1択では?と思われそうなところだが、アップルパイはメニューの文字をチラ見しただけで終わった。 お店的にはもちろんお勧めはアップルパイで、使っているりんごも2種類から好きな方を選べるこだわりぶり。 ならばなおさらアップルパイ1択では? いや、私としては、小倉パイかシフォンケーキが食べたい!そちらの文字が目に焼き付いて離れない! そうして一緒に店を訪れていた友人を待たせて吟味の末に選

          珈琲とアップルパイの店

          【感想】晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子

          消えた花火、電話ボックスの落書き、図書館司書の恋、親子が抱える傷と秘密。 今回も、晴追町で起こる謎を、大学生の春近とひまり、そして白くてもふもふのお犬様、有海さんが解決する。 誰しもみんな、もやもやした気持ちとか、ひっそりと胸に秘めた思いとか、口に出せない苦悩とか、何かしら抱えて生きているだろうけれど、現実の問題は物語のように綺麗に解決するばかりじゃない。 現実は、優しくない。 だからこそ物語には、優しい結末を求めたい。 ハッピーエンド至上主義を掲げているわけではなくて

          【感想】晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子

          【感想】晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と

          晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と なんだかほんわりしたタイトルだ。そして、ちょっぴり不思議な雰囲気も感じる。 どこに?と聞かれればそれはもちろん、“犬を連れた人妻”の部分に。 この本を読むきっかけは、タイトルにひかれたというのもあるけれど、著者の野村 美月さんにひかれたところもある。 野村さんの書かれた文学少女シリーズが好きで、それでお名前を知った。 今回のお話も、日常に潜む謎が出てくる。 ちょっぴり不思議な雰囲気は、タイトルに潜んでいるだけ

          【感想】晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と

          晩ご飯のからあげは翌日のサンドイッチ

          焦っている。余裕がない。だからちょっとしたことでイライラする。 心に余裕がない時こそ、せめてお腹だけでも満たそうとお昼にサンドイッチを作った。 具材は夕飯の残り物。 いちから作ってもいいけれど、イライラするほど余裕がない時は有り物を活用する。 冷蔵庫を開けて目に入ったのは、夕飯の残りのからあげ。 前の日の夜は暑くて出来るだけ火を使いたくなかったので、冷凍をレンジでチンしておかずとした。 スイッチを入れるだけでほかほかの美味しい物が食べられるだなんて、いい時代だなと思いながら

          晩ご飯のからあげは翌日のサンドイッチ

          【感想】九つの、物語

          今まで読んだ中で一番好きな本は何か?と聞かれたら、私は間違いなくこう答える。 「橋本紡さんの 九つの、物語」 主人公は大学生のゆきな。彼女の前に、何の前触れもなく長く不在だった兄が現れる。 料理上手で、本が好きで、社交的な兄。自由奔放な兄の登場に戸惑いながらも、ゆきなはそれを徐々に受け入れていく。 けれど兄妹で過ごす日常は長くは続かない。 ゆきなが思い出した、長く兄が不在だった理由。 そしてゆっくりと、ゆきなの中で日常が壊れ始める。 私は、穏やかに進んでいく日常物語が好き

          【感想】九つの、物語

          クロワッサンに夢中になった結婚式の話

          結婚式に出席した。 考えてみれば、子供の頃にフラワーガールをつとめて以来のお式で、大人になってから出席するのは初めてだ。 白を貴重としたチャペル、輝くクリスタルのシャンデリア、大きな窓から見える青い空と庭の緑。 全てが素晴らしくて、素晴らし過ぎて、まるでドラマのワンシーンを観ているように現実感がなかった。 参列者でこれなら、きっと主役の2人はもっと夢のような時間であったんだろうなと思う。 そんな結婚式で最も私の心に残ったのは、私の心に深く突き刺さったのは、披露宴で出てきたク

          クロワッサンに夢中になった結婚式の話