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子供は親の資産?娯楽?

つまるところ子供が親の所有物であったからこそ社会派発展し人々は豊かになったのであり、逆に今は子供への無償の愛が人を貧しくして社会を破綻させているのである

これは「人間は良くも悪くも一貫した行動を取る」という性質によるものだ

労働力を増やす為に子供を産む時代があった。親になって子供を産むということは「将来に投資する」という事である。投資するからには利益を出さねばならない

だから子育てについても真剣だ。なんとなく学校に通わせるような事はしない、親あるいは地域住民は自分達の特になるように子供を育てていた

その一方で障害児や弱い子供は無理して育てず神様に返した。子供は投資であり、利益が出せるように育てて、利益にならないなら損切りする。そういう時代には大人達の間で投資の基礎思考が根付いていた

彼らの現実的名思考は投資や経営にも流用可能で、故に資本主義の中で彼らは大きな成功を収めた

一方で現代の親は娯楽のために子供を育てている。自分が楽しむため、気持ちよくなるため、感動する為に子供を育てているため「損切り」などできるはずもない

こうした大人達の姿勢はそのまま現代人の投資や経営姿勢に出る。利益を出せず、損切りも出来ず、ただやりたいことをやって破産する経営だ

自分の子供を殺せない大人は、当然ながら、苦労して育てた事業が利益を出せなくても切る事が出来ない

自分の子供を産み育てる時に利益を考えない大人は、当然ながら、起業して会社を産み育てるときも利益を考えない。理念だけでビジネスを始めてそのまま消えて行く

無償の愛と言えば聞こえが良いが、ようは何も考えていないだけだ

だが現代社会は無償の愛を良しとする。するとどうなるか、利益とか何も考えてない人間が子供を産んで育てる。その結果として生きる力のない子供が育つのである

この逆の制度がアメリカにある。エンジェル投資家達だ

エンジェル投資家はベンチャー起業をしたい学生起業家などにお金を投資する。しかし彼らは10倍以上の見返りを要求する

そして学生起業家に「10倍以上の見返りを払うにはどうすれば良いか」教える。自分の利益のためにだ

なぜなら、投資家たる自分が多くの利益を受け取るのに最も効率が良い方法は「投資した起業家に自分の知識と経験を分け与えて成功者にする」のが最も効率が良いからだ

彼らは多大な見返りを求めるからこそ、真剣に教育するという結論に辿り着いたのである


乾燥

私は言語化出来てはいなかったが、
この感覚は誰しもが感じているだろう

結婚のメリットは子供をもてると
でもその子供が投資になりえるなら良いが、
無償の愛を注ぎ込むだけのものでは
高額の趣味と何ら変わりがない

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