「近世で関心あること」の次は、「近代」ですよね。この内容は、私が学びを深める中で痛感した自分なりの考察意見が多く示されていることが特徴であり、講師からは根拠が求められると指摘するもの、大変深く勉強しており歴史的変遷を主体的に考えようとする姿勢が強調されている点から高評価を頂いたので、皆さんにも読んでもらいたい。
読んでみて最終的に自分の考察意見に共感するのであれば嬉しいし、異なった意見などさまざまな賛否両論はあるだろう。だか、過去は過去で、戻れない。でも振り返ることで未来の日本を私たちがどのように教えていくだろうかという社会科教員としての大切なことを気付かされる機会であったと思ってほしい。
【引用文献】
猪木正道(1995)「軍国日本の興亡」、中公新書
小風秀雄(2016)「大学の日本史〜教養から考える歴史へ〜4近代」、山川出版社 (※ここでは、授業テキストとして記述に用いられている。)
【参考文献】
本村茂光・小山俊樹・戸部良一・深谷幸治編(2016)「大学で学ぶ日本の歴史」、吉川弘文館
山崎圭一(2019)「一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書」、SB クリエイティブ株式会社
山口二郎(1993)「鎖国と開国」、岩波書店 吉田光邦(1973)「世界史の中の明治維新」、同朋社