地方交流〜静岡での2年間〜
キッカケは『場数を増やす事』。
もちろん人との交流や地域性などに触れる事も目的の一つではあったが、当時の優先順位はあくまで対局が一番上であり、他の部分まで気にする余裕はありませんでしたね。
そんな思いで迎えた2021年度シーズンの静岡プロリーグ開幕戦。
まだまだ世界的パンデミックが猛威を振るっている中でしたが、こうして新参者を受け入れて頂いた事が有り難かったです。
この場を借りまして感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
最初はその『対局』にスポットを当ててましたが次第に他の側面にも焦点が移っていく事に。
まずは当時の静岡支部長の望月雅継プロはじめ、他の静岡支部員の皆さんが年間スケジュールやルール・対局規定など事細かく事前に準備されていたり、当日の会場準備や司会進行、あるいはゲストプロの送迎・公開対局のイベント企画などをそれぞれがチームとして動いている姿に圧倒されました。。
2015年9月にプロ麻雀連盟に所属してからは何度か静岡支部さんの方にお邪魔する機会がありましたが、その時は自身の振る舞いだけに精一杯で周りの様子などに目を配る事ができなかったのが本音。
少しばかりか立場も変わり良い意味で周りを見渡す気持ちのゆとりが生まれると、今まで気づかなかった人の動きだったり周りから頂いていたサポートのありがたさを改めて感じる事ができたと思います。
もちろん今はSNSや様々な放送対局等を通して多くの情報を得る時代ではありますが、やっぱり現地で実際に得た情報に勝るものはありません。
麻雀一つにおいても、“跳満ベース”が代名詞である静岡カラーの攻めのイメージが先行していたが、実際に卓を囲ってみると守る時は深く受ける姿が印象的でした。
人の先入観って浅くて狭い存在なんですよね。
これは麻雀だけではなく人やモノについても言える事なので、その場の情報だけで判断するのではなく自身の目でしっかりと見て物事を捉える大切さも学んだ一つ。
そして温かいご声援が見えない“風”となって吹いたり、
現地でお声掛けくださる皆さんにはいつもパワーやお力添えを頂き感謝×♾です。
プロとかアマとか静岡支部とか北関東支部とか色々と枠組みある中で、こうして振り返ると目指す方向は一緒なんだなぁと。
短い期間でしたが良い経験・良い人達に恵まれた二年間でした。静岡の地で得たものを今後に活かしていきます。
本当にありがとうございました!
これからも何卒宜しくお願い致します。
そして今期から新しい挑戦をします!
『東北プロリーグ参戦』
武藤本部長はじめ菊田プロなどの皆さんには色々と調整して頂き感謝しております。ありがとうございます。
数年前から色々とご縁のある東北本部さん。
東北の皆さんの熱い麻雀熱を少しでも多く持ち帰れたらと思いますので、一年間何卒宜しくお願い致します。
日本プロ麻雀連盟
小林 正和