2022.7.28

朝からほかほかした気持ち。
昨日、弟のところに子どもが産まれた。男の子。
写真をみて、その小さなエネルギーにふつふつと湧いてくる甘やかな感情。

か、かわいい…

息子も可愛いのだよもちろん。もちろんなんだけどね、やはりこの新生児特有の微粒子が周りに散りばめられてるでしょ⁈っていう神々しいまでのかわいさは、独特なのであります。

息子にも写真を見せた。
「あかちゃん…えーん、ていうてんねん」とのこと。
泣いてる顔だもんね。それちゃんと表現できたあなた素晴らしいよ、うん。一歳8カ月の息子の言語能力が日に日に上がっていくことに、ちょっとついていけなくなってきた私。待って、待って、まだよくわからないこと言ったりして!と思ってしまうという。

昨夜は全然眠らない息子に、帰ってきた夫と二人で寝たふり作戦で挑む。ずーっと喋ってる息子をソフトに無視して寝たふりをするのである。

「トトねんねー。ちゃーちゃんねんねー。ういねんねー……(がさごそがさごそ、一旦横になり、ムクっと起きて)おきた。」
※ トト→夫
 ちゃーちゃん→私
 うい→息子

私、笑い堪えるのに必死。
夫は寝たふり続行。
自分だけ起きて「おきた」て言うてる⁈と思うと、おもしろいのと可愛いのでとりあえず声出してちょっと笑ってしまった。朝になって夫に昨日の夜おもしろすぎたな、よく我慢できたなぁ、と言うと、
「おもしろいより、可愛さが勝って笑わんですんだ」とのこと。そういうこともあるのか。

まぁとにかく、話すことが楽しくて仕方ないようで、何かしら話したいという欲求が口を動かさせるようです。
「あ!そうや!」とか言うから続きを待っても、何も言わなかったりするけど。それも話したい欲求の表れだろうなと。大体は意味のわかることしか言わないので、もう普通に話せるようになってきたよ。

よくわからない、言葉にならない言葉も愛しかったな。

ほんと子育てはずんずんずんずん進んでいって、毎日静かに新しい息子と出会ってゆく。些細な変化が起こるときに、この後大きな転換が起きるんだろうなって、期待するでもなく待つ。でも実際大きな変化が訪れた時には少し寂しい自分がいる。不思議な矛盾を感じつつ、これも醍醐味なんだなと思い直して進む。





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