「続けること」
5年日記を結局続けることにした。
今までより書くスペースの少ないものを選んだので、今のところ続いている。書ける時に書くスタンスを改め、毎日なにかしら書く、と決めてスタートしたので、やはり決心というのは大事なんだなと感じる。
あとは目につくところに置きっぱなしにしていることも、続いている要因だ。思いついたら、すぐ書く。
書くためのノートや手帳や日記と一緒に、読みかけの本が数冊。それがダイニングテーブルにあると、ふくふくした気持ちになる。福福。なんだか嬉しくなる。
今は小川糸「針と系」椰月美智子「るり姉」あとは、久しぶりに読み返している、服部みれい「あたらしい結婚日記」が置いてある。
「あたらしい結婚日記」は、著者のみれいさんの写真が表紙を飾っているのだが、これを私だと、息子は思っているらしい。夫にそのことを言うと、どうやらほんのり何かが似ているらしい。みれいさん好きな友だちにも伝えると、魔女感が似てる気がするとのこと。
とてもとても好きな方なので、嬉しくなってしまう。きっとなにかしらのご縁があるのでしょうね。こちらで勝手に盛り上がるやつ。でもたまたま知ったのだけど、服部家とわが家の結婚指輪のお店が一緒だった!そんなこともあるのかぁ、と、ささやかな共通点も嬉しくなっている。
あたらしい結婚日記を読むと、日々のことを綴っておくことは、そのときの自分にとっても後の自分にとっても、なにかしらの産物になるのだと思える。
だから5年日記も続けようと思った。
そのときの自分にしかわからない文章になっていたりもするけど、そのときの温度感がそこに残るのでいいのではないだろうか。
今年は「続けること」をやっていこうとしている。
いつも後回しになってしまう、映画や本もたくさんみるのだ。
スタートダッシュで逃げきる、みたいな気持ちでとりあえずたくさんの「続けること」に着手して、たくさんのことを吸収してみる。
文章を書くこともそうだけど、続けると筋力がついてくるものだと思うので。きっと量をこなしていく継続していくことで、発見できることがある。
2024年の初日の出を浴びたのだが、今までとは違うパワフルさでビカビカしていた。ダイナミックな年なんだなと感じる。その中でどう生きていくのか、というのも「続けること」にヒントがありそう。
今まで「続けること」に無頓着だった分、楽しみでもある。
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