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劇団四季なしの人生は考えられない私
劇団四季といえばご存知の方が多いと思いますが、演劇、ミュージカルを手がける日本を代表する劇団です。
700名以上の俳優、経営350人、技術350人のスタッフにより、東京5か所・大阪1か所・名古屋1か所に設置した専用劇場を中心に年間3,000ステージ超以上を上演しています。
他にも全国公演や、日本全国の子どもたちに演劇の感動を届ける『こころの劇場』というプロジェクトも行っています。
とんでもないですよね〜
劇団四季のことはもちろん小さい頃からCMなどで見たことあったので知っていました。
ただ住んでいたのは田舎なので近くに常設劇場もなく、演劇を観るのは安くはありません。
大学生になり、バイトも初めて少し自分で使えるお金ができた時についに初観劇を果たしました!
初観劇は...
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リトル・マーメイドです!!
元々ディズニー好きで、当時大学時代に住んでいた所の近くでやっていたこともあり、こちらの作品にしました。
もう楽しくて楽しくて...時間があっという間に過ぎてしまいました!
なんてすごい世界があるんだ...
安くはないけどこれからも絶対観る!!
そう心に誓いました。
それから約10年...
劇場で劇団四季を観劇した回数はなんと70回になりました。
地元に戻って就職したので近くに劇場はありません。
ですが気づいたら遠征を繰り返し、完全な劇団四季信者になっておりました。
遠征費、チケット代、グッズ。
きっと相当なお金を使っているでしょう。
いえ、使っています。
でも全く後悔はしておりません!
むしろ感謝しかないのです。
『人生は素晴らしい、生きるに値する』
劇団四季の創設者、浅利慶太氏の言葉です。
劇団四季のどの作品にも、根底にはこの言葉があります。
そんな四季の作品にどれだけ救われたかわかりません。
元々趣味や好きなことは多いほうではありますが、こんなにもハマることができる趣味を見つけることができて幸せです。
夢は創立100周年の時に劇団四季好きの友人と観劇することです。
仕事は楽ではありません。
やりがいはあるし、自分がやりたいと思って入った世界ではあるけど、社会に出たらいろんな人がいます。嫌なこともたくさんあります。
でも休日に劇場に足を運び、そこに広がる世界に何度も救われました。
そしてまた頑張ろう、と思えるのです。
何かに悩んでいたり、人生に疲れたと思った人はぜひ一度劇場に行ってみてください。
きっと後悔はしないと思います。
むしろ新しい世界が広がります。
初心者の方にはディズニー作品はいかがでしょうか。
多くの方が知っているストーリーも多いですが、美しい世界、夢見る心、心温まるストーリー、素晴らしすぎる演出や歌。
気持ちが明るくなること間違いなしです。
ディズニー作品の中でも少し異質だと思っているのが『ノートルダムの鐘』です。
これは2024年8月現在上演されていませんが、個人的に大好きな作品です。
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15世紀末のパリ。
街の中心に存在するノートルダム大聖堂の鐘突き塔には、カジモドという名の鐘突きが住んでいた。
幼き時に聖堂の聖職者フロローに引き取られた彼は、その容貌から、この塔に閉じ込められ、外の世界と隔離されていた。
塔上から街を眺めて暮らす日々。友と言えば、
何故か彼を前にした時に生命を宿す石像(ガーゴイル)と、鐘だけ。
いつも自由になることを夢見ていた。
他のディズニー作品と比べ、暗さがありますが、人とは何か、本当に怪物なのは誰か、愛とは何か、友情とは何か。
本当に考えさせられる作品です。
何度も劇場に通いました。号泣しました。
2日連続で観たこともあります。
再演希望です!!!
そして最近ハマっているのが
『ゴースト&レディ』。
ノートルダムの鐘を演出したスコット・シュワルツさんが演出を手掛けています。
これはとんでもなかったです!
スコットさんの光と影の演出、本当に素晴らしいんです。2階からもまた素晴らしいです。
信念をつらぬくナイチンゲールと、
劇場のゴースト グレイの永遠の絆の物語。
大号泣でした。
そして不思議な感覚の号泣だったのです。
無意識と言っては変ですが、涙がポロポロと止まらないのです。
冷静になろうとしても止まらない。
カーテンコールでも止まらない。
あんな感覚は初めてでした。
劇団四季好きの友人に話したら、なんと友人も同じ感覚になったそうで、2人で『それそれそれ!』となっていました。
ぜひ観ていただき、なった方はご報告ください。
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時は19世紀。舞台はイギリス。
ドルーリー・レーン劇場に現れたのは、有名なシアターゴースト グレイ。芝居をこよなく愛し、裏切りにあって命を落とした元決闘代理人。
そんなグレイのもとを一人の令嬢が訪ね、殺してほしいと懇願する。それは看護の道に強い使命感を抱くも、家族による職業への蔑みと反対にあって生きる意味を見失いかけていたフロー。最初は拒んだグレイだが、絶望の底まで落ちたら殺すという条件で彼女の願いを引き受ける。
死を覚悟したことでフローは信念をつらぬく決意をし、グレイとともにクリミアの野戦病院へ赴くことに。次第に絆を感じ始める2人だったが、そこで待っていたのは劣悪極まる環境と病院改革に奔走するフローを亡き者にしようと企む軍医の存在。さらにその傍らにはグレイと同じ、あるゴーストの姿が…。
もうあらすじだけでワクワクが止まりません。
評判が良過ぎてチケットもあまりないですがこれは多くの方に観ていただきたい作品です。
(本当はこれ以上人気になってもっとチケット争奪戦になったら困る。でも広めたい!葛藤!)
曲もとても素晴らしいんです。
発売日にCDをゲットしましたが、人気すぎて初回盤はすぐ完売になってました。
Amazon musicのアルバムランキングでも上位に入り、ビルボードで2位になってた週もありました。
髭男とあいみょんに挟まれるという異例の事態で目を疑いました。
嬉しすぎてガッツポーズし、家族みんなに報告しました。
※関係者ではありません
そして忘れてはいけないのが
アンドルー・ロイド・ウェバーさんの作品。
『ジーザス・クライスト=スーパースター』、『キャッツ』、『オペラ座の怪人』などを生み出した天才的な方です。
この3つは私も何度も観ましたがもう全てが素晴らしいです。
ロックなの!?クラシックなの!?どんなジャンル!?と思うくらい融合したような曲もあり芸術的すぎて何度も観たくなるんです。
そして観れば観るほど新しい解釈が生まれたり、他の方のレポを拝見して『なるほど!!』と納得したり。
解釈には終わりがないですね。
だからこそ何度も観たくなるんです。
ところで皆さん、劇団ピッカリ座という劇団をご存知でしょうか?
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3、4歳の頃に父が買ってきてくれたこのビデオを100回以上繰り返して見ていたそうです。
しかも今でもその曲、覚えてるんです。
私のミュージカル、舞台好きはこの頃からかもしれません。
ただ、これをある友人に話したら
なんとその友人も小さい頃全く同じビデオを見ていたそうです!
良い意味で中毒性があるこのビデオ。
見たことある方はぜひ教えてください。
仲間を探しています。
話はそれましたが、私の人生になくてはならない劇団四季。
これからもずっと応援させていただきます!!
多くの方に愛され続ける劇団として、これからもご活躍を願っています。