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「早稲田大学ボルネオプロジェクト」彼女らのNext Stepとは?

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300人インタビュー企画スタート!
Mahal.KitaQは、”挑戦者にあたたかい世界を創る”というビジョンを掲げています。

そこで、
挑戦し続ける方にインタビューするという企画を始めました🌟
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今回は早稲田大学ボルネオプロジェクトで挑戦し続ける
にお話を伺いました!

【紹介】
早稲田大学
前田美頼さん/水野蘭さん
早稲田大学ボルネオプロジェクト 所属

32期は合計13名で活動中👀

ーどのような団体ですか?
早稲田大学ボルネオプロジェクトは、早稲田大学WAVOCに所属する公認の海外ボランティアサークルです🌎

主な活動として、年に2回、春と夏にマレーシア・ボルネオ島の都市コタキナバルへ渡航し、無国籍の子どもたちを対象とした教育支援を行っています!

設立は2006年で、コロナによりサークルが途絶えるも、2024年春にスタディツアーとして復活しました。現在は、設立から32期目を迎えています。

​<目的>
1.無国籍のこどもたちの現状を知り彼らのことを理解する。
2.学生ボランティアの限界と可能性に挑戦する。
3.マレーシア大学生と協働により多国籍、多民族間での交流または活動を体験する。
4.無国籍問題の原因をさまざまな側面から構造的に把握する。

ーどのような活動をしていますか?
私たち早稲田大学ボルネオプロジェクトは、春と夏の年2回、約3週間にわたりマレーシア・ボルネオ島を訪れ、無国籍の子どもたちを対象とした教育支援活動を行っています🔥

活動の中心は、学校に通えない無国籍の子どもたちが住む村や、無国籍の子どもたちが通う学校を訪問し、現地で調査と教育企画を実施することです。

渡航中の教育企画では、子どもたちが楽しみながら学べるだけでなく、日本文化にも触れられるよう工夫しています。この夏の渡航では、ゲームを通じた自己紹介やアクティブラーニングを取り入れた企画を行いました。そのための準備として、渡航前に週2回のミーティングを開き、試行錯誤しながら内容を練り上げ、現地でのスムーズな活動に備えました。

さらに、教育支援に加え、村でのリサーチ活動も行い、無国籍問題を多角的に理解することを目指しています。

私たちはサークルの立ち上げメンバーとして、渡航スケジュールや宿泊先の決定、広報活動、資金運用など、サークル運営全般にも携わってきました。これらの活動はすべて少人数で進めており、メンバー同士が協力しながら取り組んでいます💪

ー入ったきっかけを教えて下さい。
(前田さん)
私がボルネオプロジェクトに参加したきっかけは、「大学生にしかできないことをしたい」という思いからでした。入学当初から海外での活動や様々な立場の人々と関わることに興味を持ち、海外ボランティアのサークルを探していました。しかし、授業を受ける中で海外でボランティアをする意義に悩み、なかなか踏み出せずにいました。

そんな中、ボルネオプロジェクトのメンバー募集の案内を見て、「ここなら自分が本当に何かを得られるかもしれない」と感じました。同じ場所に何度も訪れることで、自分の活動に責任を持つことができると考えたこと、

また、現地の大学生と協力して一方的ではなく持続的な活動ができそうだと思ったことが参加の決め手です。さらに、自分たちで活動内容を考え、やりたいことに挑戦できる点にも魅力を感じて入りました🌈

(水野さん)
私はもともと海外ボランティアに興味があり、いつか参加したいと思っていました。きっかけは、ボルネオプロジェクトのスタディーツアーについて、授業を担当されていた岩井先生から話を聞いたことです。

興味を持ちつつも、授業や別のサークル活動が忙しく、なかなか一歩を踏み出せずにいました。ですが、長期休暇中に行われる活動という点が、自分にとって「挑戦してみよう」と思えるきっかけになり、参加を決意しました✈

ー活動の中で大変だったことを教えて下さい。
無国籍の子どもたちの状況はとても不安定です。多くの子どもたちが警察や移民局の摘発を恐れ、隠れて暮らしています。摘発があると、無国籍の人々は一斉に村から逃げなければなりません。そのため、極端な話をすると、私たちが企画を実施できるかどうかは当日にならないとわからないのです💧

今回の渡航でも、摘発の予告があったため、予定していた村に行けなくなってしまう事態がありました。さらに、子どもたちの人数や学力レベルも現地に行って初めてわかることが多いです。どれだけ事前に準備をしていても、予想外の出来事が次々と起こるため、それに対応するのが大変でした。

ーマレーシアに渡航して、学んだことを教えてください。
(前田さん)
ボランティアに対する考え方が大きく変わりました。渡航前は、「短い期間しか滞在できないし、学生で外国人の私たちに何ができるのだろう」と、不安を抱えながら現地に向かいました。しかし、今回の活動を通じて、「私たちにしかできないことがある」と実感することができました。

現地の学校の先生から、「無国籍の子どもたちは、存在がなかなか認識されず、“目に見えない”状態にある。でも、そんな子どもたちのために、遠く日本からわざわざ訪れてくれるだけで、彼らは嬉しいと思う」と言っていただきました。その言葉を聞いて、私たちの活動の意義を強く感じ、自信を持つことができました。

学生だからこそ持つ純粋な気持ちで、子どもたちに伝えることができるということも、今回の大きな学びでした😊


(水野さん)
ボランティアに行く際、「子どもたちに何ができるのか」を考えることはもちろん大事です。しかし、それ以前に、「自分が現地に行くこと自体に意味がある」ということを感じることができました。先ほど前田が話していたように、ただ現地に足を運ぶことが子どもたちにとって嬉しいことだと気づかされました。

また、現地には、無国籍の子どもたちを支援したいと考える人々がいることも学びました。現地の大学生たちや、すでに社会人として働きながら活動を支援している人々と一緒に活動する中で、そのような現地の方々の姿に励まされ、自分も頑張ろうと思える瞬間が何度もありました。彼らは、現地にいながらも懸命に支援活動を続けており、その姿から多くの勇気をもらいました✨

ーNext Stepを教えて下さい。
(前田さん)
私は現在、就職活動をしており、将来的には人と情報がつながる場を作るような仕事に就きたいと考えています。ボルネオプロジェクトに参加して感じたことは、無国籍問題は日本人にとってあまり身近ではない問題だと思いますが、実際に世界のどこかには学校に通えない子どもたちがいるという現実を知ることが重要だということです。

そのため、このような問題や困っている人たちが支援とつながる場を作ったり、誰かが参加することで自分自身が変わるような空間を企画したりしていきたいと考えています。この夏の渡航が最後となりますが、ここで学んだことを活かし、社会人として働く中で成長していきたいです🔥

具体的には、教育企画を進める中で身につけた「臨機応変に対応する力」や「相手を第一に考える力」を活かしたいです。また、チームでの活動を通じて周りに頼ることの重要性や、新しいメンバーをサポートする方法も学びました。団体全体としてはまだ発展途上ですが、この夏の経験を通じて見えてきた課題を改善し、次の渡航をより良いものにしていってほしいと思います。

(水野さん)
ボランティア活動をしている中で、やりがいや充実感は感じた一方で、ボランティアの限界も感じました。特に、金銭的な支援や活動の持続性についてはどうしても課題があり、ボランティアだけでは解決しきれない部分があると感じました。

この経験を通じて、ビジネスの視点で社会問題を解決する方法について考え始めました。もともと社会問題に興味があり、特に国際貿易や取引を通じて社会問題に携わる仕事をしたいと思っています。

そのため、オーストラリアの大学でビジネスやマーケティングを学ぶ予定です🌎


「早稲田大学ボルネオプロジェクト」の活動をもっと見たい!
という学生さんは、こちらのリンクから確認してください💁
▼公式インスタグラムはこちら
borneoproject.kk
▼公式HPはこちらから
<https://borneoproject2024.wixsite.com/my-site-1/%E6%AD%B4%E5%8F%B2>

いかがでしたでしょうか?
今後もマハキタでは「早稲田大学ボルネオプロジェクト」の皆様を応援しています😊


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▼2025年春の渡航もまだまだ募集しています🌷




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