フランスから来たワイヤレスイヤホン!Devialetの「Devialet Gemini」についての少し辛い感想!
今回は、Devialetの「Devialet Gemini」というハイエンドなワイヤレスイヤホンをご紹介致します!
Devialetはフランスのブランドです。
僕はこの「Devialet Gemini」を、フランスから直接取り寄せました。
日本のお店にはなかったと思ってそうしたのですが、後でしっかり調べたら、普通にありました。
まあ、良い思い出ということで。。
イヤホンの形状の問題なのか、耳への収まりが悪く、どうも落ち着きません。落ちそうな感じが常に漂っています。イヤホン本体の形状を見ても、耳から出ている部分の定位置が定まらず、どうやっても違和感を覚えてしまいます。イヤーピースのサイズが耳に合っていないというレベルの問題ではなく、イヤホンの構造的に耳にフィットしない感じと言いますか。。
慣れの問題なのかもしれませんが、耳に入れた瞬間からバッチリとフィットする製品もあることを考えれば、改善の余地ありと言えるでしょう。
操作性についてですが、ボリュームをイヤホン本体の操作で上げ下げができない仕様になっています。これは痛い。非常に高価な製品であるにもかかわらずこの仕様。納得いきません。
曲の送り戻しはイヤホン本体で操作可能です。
また、イヤホン本体での操作について、その割り当てを変更することができません。これもどうかと思ってしまいます。操作性については本当に悩みが尽きない仕様になっているようです。残念!
ノイズキャンセリングは極めて穏やかな効き方です。設定を「ニュートラル」にした場合、音が非常に細く弱くなる感じなので、良い音で聴こうと思ったら、必然的に設定をノイズキャンセリングに合わせることになります。
ノイズキャンセリング状態での音楽の鳴り方ですが、非常に自然なサウンドで、どの帯域を強調するということもないようです。綺麗でクリアな音が鳴ってくれます。
ただ、これぐらいの音なら、ここまで高価でないワイヤレスイヤホンでも十分鳴ってくれます。
決して悪い音ではなく、むしろ良い音なのですが、「Devialet Gemini」特有の独自の音、というものを感じることができませんでした。残念な感じではあります。
そして、一晩経ってのことなのですが、ケースのバッテリーの減りがとても早いことが判明しました。
バッテリーを満タンにしておいたにもかかわらず、一晩経っただけで、ランプが黄色になっていました。この減り方はさすがにはやすぎではないかと。。
「Devialet Gemini」は非常に高価な製品ですので、勝手に期待値が高まっていたということがあります。
決して悪い製品ではないのですが、価格に見合った性能か?と問われたら、うーん…と考えてしまうところがあります。
この価格を出してこの性能の「Devialet Gemini」を選ぶなら、ゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless 2」やマスター・アンド・ダイナミックの「MW08」などを選んだ方が、コストパフォーマンス的にも良いのかもしれません。
かなり辛口になってしまいましたが、決して悪い製品ではなく、特に音に関して言えば、とても素直かつバランスの良い、その上、適度な迫力を感じることができるサウンドが鳴ってくれますので、満足される方も多いかと思われます。
ただ、4万超えで敢えてこれを選ぶメリットは見つけにくいな、という印象は拭えません。
これこらも使用してみて、その中で感想が変わってきたら、またレビューしてみたいと思います。
ということで、今回はフランスのブランドであるDevialetの「Devialet Gemini」のご紹介でした!
また他のワイヤレスイヤホンをご紹介しようと思っていますので、その際もどうぞ宜しくお願い致します!
それでは!
【追記】
と、辛口にレビューしてしまったのですが、後に、この製品の真価を痛感することになりました。
ですので、改めてレビューし直しております。
宜しければ、そちらの方もぜひ読んでやってください!
結論的には、とんでもなく素晴らしい製品でした!!
どうぞ宜しくお願い致します!!
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