大盗賊ラムダを調べてみた。
※筆者はBotWと夢をみる島(switch版)をクリア済みですが、他の作品は未プレイです。
どうかゼルダの伝説に新しい旅人が来たと思い、一個人の考察又は妄想として読んでいただけると幸いです。
※ネタバレがあるのでご注意ください。
「大盗賊ラムダ」とは。
ブレスオブザワイルドの世界でちらっと名前が出てくる謎の存在「大盗賊ラムダ」
プレイした方ならミニチャレンジやDLCで知っているのではないだろうか。
その実態は謎に包まれ、多くは語られていない(多分)
私はラムダの財宝や秘宝を探し回っているときに、ふと疑問に思った。
そもそも「大盗賊ラムダ」とは誰なのか。
ミニチャレンジで出てくる謎の大盗賊ラムダ(上記画像参照)
とりあえずぐーぐる先生に頼り「ラムダ ゼルダ」や「ラムダ ハイラル史」「ゼルダの伝説 登場人物一覧」等で検索してみたが、ミニチャレンジの攻略や全く違う作品のキャラクターが出てきた。
他にもキーワードを入れて調べてみたが「大盗賊ラムダ」という人物像は出てこず、さらに謎はふかまるばかり…。
初めから詰んだなと感じたが、人物というところにだけ注目せず「ラムダ」という単語自体に意味があるのではと思い、キーワードを変えてみた。
「ラムダとは」
上記のまま検索してみた結果「Λ(読み:ラムダ)ギリシア文字の第11字母」と出てきた。
他にも関連するものがあったが、私はギリシア文字という言葉に興味を惹かれてしまい「ラムダ=11に関連するもの」という仮説を立てて調べてみることに。
しかしゼルダ関連全部だと膨大な量になりそうなので
・時系列に出てくるもの。
を条件に掘り下げていこうと思う。
何故ここで時系列が出てくるかというと、そもそも「ゼルダの伝説」というのは「ハイラル史」又は「ゼルダ史」と呼ばれる長い長い歴史の上にあるものとされているからである。
公式が公開している時系列を見てみると、スカイウォードソードから始まり、時のオカリナで敗北ルートと勝利ルートに分岐。
勝利ルートだと、さらに子供ルートと大人ルートに分かれるという…。
私自身、ゼルダの伝説は色々なルートがあり幾度となく考察されている作品という認識はあったが、最初にこの時系列を見たときは少し混乱してしまった。
まぁ、これが興味をそそられ色々調べるきっかけになったのだけれど。
どうしてゼルダの伝説に興味を持ったのかはまた後で語るとして、話を「ラムダ」に戻そう。
ラムダの秘宝
まずはDLCに出てくるラムダの秘宝を調べてみることにする。
上記画像は妖精の緑衣(チンクル装備)と呼ばれるラムダの秘宝の一つ。
ブレスオブザワイルドに出てくるラムダの秘宝は全部で8種類。
検索してみると装備のモチーフになったキャラクターや、キャラクターが身に着けていたものとして出てきた。
①大古の仮面(ムジュラの仮面)
②黄昏の冠(トワプリ)
③妖精の緑衣(ムジュラの仮面、ふしぎの木の実、風のタクト、4つの剣+、ふしぎのぼうし、トワプリ、大地の汽笛、スカウォ)
④夢幻の鎧(夢幻の砂時計、大地の汽笛)
⑤風の青衣(風のタクト)
⑥旅商の頭巾(神トラ2)
⑦僭王の冠(トワプリ)
⑧悪霊の鎧(時オカ、風のタクト、4つの剣+)
(長い作品名は省略)
上記の装備を作品順に分けてみる(公式時系列参照)。
↓
①スカイウォードソード (妖精の緑衣)
②ふしぎのぼうし (妖精の緑衣)
③時のオカリナ (悪霊の鎧)
④ふしぎの木の実 (妖精の緑衣)
⑤神々のトライフォース2 (旅商の頭巾)
⑥ムジュラの仮面 (太古の仮面)
⑦トライライトプリンセス (黄昏の冠、僭王の冠)
⑧4つの剣+ (妖精の緑衣、悪霊の鎧)
⑨風のタクト (風の青衣、悪霊の鎧)
⑩夢幻の砂時計 (夢幻の鎧)
⑪大地の汽笛 (妖精の緑衣、夢幻の鎧)
すると11作品!
※モチーフになったキャラクターについてはゲーム内のフレーバーテキストや攻略サイト等を参照。
この時点でテンションが跳ね上がり、まだ何か関連するものがあるのではと、さらに調べてみることにした。
ゼルダの伝説といえばガノン
「ゼルダの伝説」で忘れてはいけないのが魔王ガノン。
そのラスボスたる存在のガノン(ガノンドロフ)が盗賊という記載を発見。
色々な作品のあらすじを読む限りやってること盗賊だしなとも思い、盗賊繋がりということでガノンが登場するとされる作品を数えてみることにした。
(サイトによって考察が違うので一概に絶対登場しますとは言えないが、私なりに解釈しまとめてみた)
①時のオカリナ(ガノンドロフ初登場)
②神々のトライフォース(封印されてたけどなんか出てきた)
③ふしぎの木の実(クリア後通信させないと出ない)
④神々のトライフォース2(封印解かれたときに一瞬登場)
⑤ゼルダの伝説(豚ガノン)
⑥リンクの冒険(ゲームオーバーになると笑い声で参加)
⑦トワイライトプリンセス(意味深な言葉を残した人)
⑧4つの剣+(新たなるガノンドロフ)
⑨風のタクト(人間の姿で登場)
⑩夢をみる島(ラスボスの形態の一つ)
⑪ブレスオブザワイルド(厄災ガノン)
シルエットだけ登場だったりと入れるか悩んだものもあったけど、一応11作品!
やはり「11」に意味があるのかなと思い、もう少し探してみることにした。
時系列をもう一度見てみよう
「当たり前を見直す」というコンセプトで制作されたブレスオブザワイルド。
私もそれに倣いハイラル史という時系列を見直してみた。
そもそも何作品出てるんだ?とふと思ったので、記載されている作品数を数えてみることに。
①公式に記載されている時系列上に成り立つ数は全18作品
②スカイウォードソードから勇者敗北ルートは計12作品。
③スカイウォードソードから勇者勝利(子供時代)ルートは計8作品。
④スカイウォードソードから勇者勝利(大人時代)ルートは計8作品。
11という数字にはならなかったものの、勇者敗北ルートの12作品という一つ違いの数字が気になり、各作品のあらすじ等をもう一度読み返してみることにした。
そして一つの疑問に到達。
「夢をみる島って夢の中の出来事では…?」
私は夢をみる島(switch版)をクリア済みだが、当時プレイした感想といえば「まさかの夢落ち」だったのは未だに覚えている。
今考えたらまた色々な考察が出来るが、此処では割愛。
さて、ここで二つの仮説を立てみようと思う。
①「夢をみる島」は本当に夢の中の体験だった。
②現実世界ではリンクが大嵐に遭遇していた時間しか経っていない。
上記の仮説から「夢をみる島」はリンク(プレイヤー)の中だけの出来事とし、ハイラル史に影響を与えていないものとする。
すると、スカイウォードソード~時のオカリナまで4作品。
勇者敗北ルート:神々のトライフォース~ブレスオブザワイルドまで7作品。
計11作品となる。
そしてもう一つ。
勇者勝利ルートを子供時代と大人時代に分けずに数えてみると、計6作品。
そこに分岐前の4作品とブレスオブザワイルドを入れると計11作品になる。
なんと両方とも11作品に!
仮説を立てた場合、ブレスオブザワイルドは各ルートの11作品目と位置付けられる結果になりました。
こじつけ、後付けだとはいえこんなにも11にまつわるものが出てくるとは…。
自分でも驚きです。
まとめ
自分なりの結論。
ラムダとはギリシア文字の第11字母のΛ(ラムダ)から採用されたものであり、11という数字にまつわる人物である。
そしてブレスオブザワイルドの世界に盗んだ財宝を隠す幻の大盗賊でもある。
時空を超えてきた大盗賊ということも頭を過ったが、長くなるのでまた今度。
最後に。
調べてみた感想。
正直軽い気持ちで調べ始めたことが、こんなにも繋がるとは思ってなかったです。
色んな作品に登場しているものを盗むとは…大盗賊ラムダの名は伊達ではなかったね!
まだまだ調べる余地はありそうですが、他にもあるのでラムダについてはとりあえず此処までで一旦終了とします。
最後までお読みいただきありがとうございました!
おまけ
11にまつわることではないけれど、祠の名前が制作スタッフの名前のアナグラムらしいので、ラムダっぽい名前を調べてみた。
とりあえず装備で見たときに一番作品数が多かった妖精の緑衣(チンクル)からと思って調べたら、当たりだったぽい。(現在活動公表してない方みたいなので名前は控えますが、気になる方は検索してみてください)
もしや名前のアナグラムとΛ(ラムダ:ギリシア文字の第11字母)をかけてるのか?!と思ったけど、そもそも此処まで全て仮説を立てたりこじつけたりの推測なので何とも言えない。
©Nintendo
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