見出し画像

しゅうかつロック、ボクにも言わせて 「第123回 ロック対談_だぶる模話模話模話~〈ロック再入門編_海外のロック、ポップス2【他のこと、かまっちゃいられません!ロックンロール編_わたくしのロック勉強時代②】ロックンロールの真最中 - サンハウス Stay with Me · Faces Stay with Me · Faces Sweet Jane· The Velvet Underground ほか〉~」

模話1「他のこと、かまっちゃいられません!ロックンロール編だよ」

模話2「回数とかタイトルとか…だんだんまぎらわしくなってきてるぞ。だいじょうぶか?」

模話1「金万福先生みたいなこというなよな」

模話2「金万福先生は番組内でディスコダンスを披露して、ジェイムズブラウンを踊っていらっしゃったけどね。関係ないけど」

模話1「タイトルはサンハウスの名曲からいただいちょりますたい」

ロックンロールの真最中 - サンハウス 1975


模話2「かっこいいね。でも、今回は海外のロックンロールでしょ?」

模話1「そうなんだけどさ、鮎川誠さんの気持ちと同じなんだよ! ロックンロールに夢中になったことあるならこの歌詞こそ、どんぴしゃなんだよ」

模話2「同感だよ。じゃあ、かまっちゃいられんロックンロールどうぞ~!」

模話1「まず、これからだね。これ聴いて体が動かない感じないロックファンはおまへんで」

Stay with Me · Faces 
A Nod Is as Good as a Wink... to a Blind Horse 
℗ 1971 Warner Records Inc.


Faces - Stay With Me (Live on Sounds For Saturday, BBC, 4/1/72)


ROD STEWART & THE FACES - STAY WITH ME (LIVE 1973)


模話2「いやあ、まさに他のことかまっちゃいられないロックンロールだね~」

模話1「だよね。何回聴いたかわかんないもん」

模話2「続いては?」

模話1「よっしゃ! こいつでどうよ?」

Star Star (Remastered) · The Rolling Stones
Goats Head Soup
℗ 1973 Promotone B.V., under exclusive licence to Universal Music International B.V


模話2「もわくんが予備校時代に〈タイムウエイツフォーノーワン〉のコンピアルバムを500円カセットテープのものを買って(笑)聴いて…事実上初めてくらいに真にストーンズサウンドにぶっとばされた曲だね」

模話1「そうだね。いまは聴かないけど、何度聴いたかわからんな~」

模話2「フェイセズは実はストーンズの後だよね? 聴き込んだのは」

模話1「そうだね。一通りストーンズを聴いた後にライブ中心に初期のものを好んで聴きました。ストーンズよりもライトといいますか、重くはないからいつも流している感じでしたね。でも、ロックンロールというものを深く味わうには良いバンドでした」

模話2「続いては?」

Aerosmith - Mama Kin 1973

模話1「これも実際は大学生以降にちゃんと聴きました。遅れてきたロックンロールファンだからさ~」

模話2「中学生のころには聴けなかったものが多いね。まるで、大人になって子どもの頃に買えなかった玩具のコレクションをする大人のようですね」

模話1「完全にそうだね。中学生時代とかに聴けなかったものへの執着はあったかもね~。チープトリックとか、エアロスミスとか中学生時代に満足に聴けなかったもの。他にはパンクロックやニューウエイブ系とかでどこに売ってるのよ?みたいな手に入りにくかったレコードとかね。遠州のいなかでさ…どうやってルーリードってひとがどんな曲やってるかを知ることができるわけ?(笑)。その手の曲で、聴いてぶっとんでかまっちゃいられない感じでききまくってた曲をいくつかピックアップね」

Sweet Jane (Full Length Version) (2015 Remastered) · The Velvet Underground
Loaded: Re-Loaded 45th Anniversary Edition
℗ 1970 Atlantic Records, Remastered 2015 Rhino Entertainment Company, a Warner Music Group Company.

Rock & Roll (Full Length Version; 2015 Remaster) · The Velvet Underground
Loaded
℗ 1970 Atlantic Records, Remastered 2015 Rhino Entertainment Company, a Warner Music Group Company.

Lou Reed - Vicious (Official Audio)

Turn to Me · Lou Reed
New Sensations
℗ 1984 RCA Records, a division of Sony Music Entertainment

模話2「ルーリードさんの名曲ですが、いずれもやはりロックンロール色が強めですな」

模話1「こういう、はげしいロックンロールじゃなくても心がわきたつといいますか、真っ最中になる曲ってあるんだなって…夢中で聴きました」

Rocks Off ~ The Rolling Stones 1972年

Tumbling Dice ~ The Rolling Stones 1972年

All Down The Line 1972年

ROLLING STONES SOUL SURVIVOR IN~HD W/LYRICS 1972年

模話2「メインストリートのならず者からの4曲ですね。もわくんのフェイバリットアルバムですね」

模話1「ベガーズバンケット、レットイットブリード、スティッキーフィンガーズにゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウトを中心に聴いてはきたけど…やっぱり名作ってのは疲れることもあり(笑)。高1のころFMで〈ダイスを転がせ〉を録音して聴いてた頃はまだなんでこの曲がいいのかはっきりわからなかったんだよ。一通りロックンロールを聴いた頃に、アメリカンロックやブルーズに親しむようになって…1972年に英国のロックバンドがこのサウンドをやってたことの先進性といいますか…キースとかミックって音楽をよく知ってたんだなあって感心した。それ以上にこのサウンドのいい感じがね。リズムギターの先生にしびれるリードギターときたもんだ。ハッピーとかスイートバージニアとかも、シャインアライトとかさ、ホワイトアルバムみたいにバラエティに富んでいて、飽きなかった。もういまはあんまり聴かないけどね。このアルバムはいま聴いてもいいね。やっぱり。たのしい。リラックスできるし。フェイセズの初期から中期もそうだけどね」

模話2「ではそろそろ終わりになってきたので、どんどんやってください」

Sex Pistols - Pretty Vacant 1977年

Holidays in the sun The Sex pistols 日本語訳 さらばベルリンの陽

I Wanna Be Me - Sex Pistols


模話1「Pretty VacantはFMからエアチェックして知ってたんだよね。中3か高1くらい。同じテープに前後はクイーンの輝ける七つの海とかディープパープルのスモークオンザウォーターのライブだとか、手当たり次第に録音してた感ありありですね(笑)。すごく演奏がうまいと思いましたね。パンクが下手というメタル派のくだらないぜの話にはどこかで違うかもしれないとおもってましたね。スティーブジョーンズってやっぱりうまいと思う。大学1年かな? アルバムをレンタルで借りてきたか、1000円の購買部での安売りで買ったのか、いまいち覚えてないけど…Holidays in the sunの衝撃はいまでも忘れられないよね」

模話2「次はクラッシュですかい」

The Clash - Death Or Glory (Video) 1979

The Clash - Lost in the Supermarket (Official Audio)

The Clash - Spanish Bombs (Official Audio)

The Clash - Clampdown (Live at the Lewisham Odeon)

The Clash - Jimmy Jazz (Official Audio)


模話1「予備校時代に500円カセットテープで聴きまくりました。いま聴いてもいいなあ」

模話2「ジャムはいつ聴いたの?」

The Jam - In The City  1977

The Jam - Art School

The Who - In The City 1966

模話1「同じく大学1年生くらい? とにかくパンクニューウエーブを知らないとロック仲間に入って話できないような時代だったからさ(笑)。勉強したんだよ。でも、アートスクールもアルバム借りてきたときにかなり衝撃受けたかな?」

模話2「インザシティは、キースムーンとジョンウェントウイッスルのボーカルのやつも貼ってますね?」

模話1「多分ジャムはWhoにインスパイアされてつくったと思うね。本とかに載ってるかもしれないけど、未確認ですが」

模話2「共通して、あんまり曲調が暗くないというか…マイナーコード多様のビジュアル系元祖のニューウェイブってあんまり好きじゃなかったんだね」

模話1「いちおう、聴いてはみたけど…あわんかったね。すごいとは思ったけど…」

模話2「では今夜の最後の曲をどうぞ~」

模話1「これはね…1枚目と2枚目をあわせて編集したCDが発売されてさ…買ったらぶっ飛んだんだよ。うまいんだよ。デビッドヨハンセンって…スコセッシのブルースの映画でも歌ってた。すげえ好きです。痛快で…映像もよかった」

模話2「続く~」

New York Dolls - Personality Crisis 1973年

New York Dolls - Personality Crisis



【©tomasu mowa 2024】