出産当日②


救急車に乗り込み色々聞かれて答えられる
痛みはあまりない
かかりつけの総合病院に向かう

足が出ているから、と夫に押さえてもらう


分娩室ですぐに内診

足が出てきてる子は心拍が見えない
もう1人は心拍確認できたとのこと


先生から告げられる
「足が出てる子はもう厳しい
 もう1人も自然に出てくるのを待つ」

または

「子宮の収縮を止める薬を打って
 まだ心臓動いてる子を最優先に
 できるだけ長く耐えられるように処置」


週数から考えると2人とも厳しい
22週以下は生存確率がほぼ0だということ
産まれてしまったら助けられない
前回の検診でも異常はなかったし
原因はわからないと言われる

夫と2人で相談するように言われる
答えは決まっていた。
可能性があるならそれを信じたい
頑張って耐えてくれている子を助けたい
片割れだってそう思ってるって強い自信があった
夫に伝えると、夫も同じようだった


意思を先生に伝えた


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