海外の洗礼! シンガポール勤務1ヶ月目ー前編ー
※こちらは2022年度の記事ですCOVID予防接種のNIR申請については手続きが変更している可能性がありますので、最新情報をご確認ください。
https://www.nir.hpb.gov.sg/nird/ens/enslogin
ここでは、シンガポールに出向して、序盤に何が起きるかを記しておきます。
序盤を一言でまとめると、「物件探し、銀行口座の開設、VISAの手続きが忙しくて、まだ仕事どころではない。」です。
ここでは物件探しやVISAの話をメインにするので、オフィスや仕事についてだけ知りたい人は次回の後編をご覧ください。
しかし、知っておいてください…"働く前にやらなければならないことがめちゃくちゃある”ということを…
1_予防接種記録NIR のアップデート
「え、前回健診やったし、日本でも予防接種したけど、また何かあるんですか…?」
残念ながら健診だけでは終わりません。日本の予防接種記録は1ヶ月しか有効ではないため、このNIRアップデートとやらを、検診後に病院でやってもらう必要があります。
前回の記事で紹介しましたが、事前に日本人医師がいる病院に連絡して、このNIRアップデートもやってもらえるか確認した方がいいでしょう。
私は最初の検診が、お医者さんと受付の人がゴリゴリのシングリッシュ喋る病院だったので、マジでお医者さんのお話、「ラッキープラザ」「NIR、アップデート」「welcome シンガポール」「Can!(できますよ)」
しか聞き取れませんでした…。
「あれ…ワタシ一応、3年近く英語真面目に英語勉強してたはずなんですけど…こんなに聞き取れないの嘘でしょ?」っていう絶望感に包まれました。
けど検診もNIR アップデートも全部やってくれましたよ。下の病院です。外国人にはとっても馴れてらっしゃいますから、カタコト英語でもなんとかなりますよ。
2_豪邸!儚かったテンポラリーハウスでの暮らし
会社が1ヶ月だけ、テンポラリーハウスという仮暮らしの家を用意してくれたので、しばらくここで暮らしました。シンガポールでもサービスアパートメントという、家具が全て揃ったアパートメントが充実しており、このアパートメントはホテルと同じような感覚でレンタルできます。
しかし気をつけなければならないのは、その価格で、大体相場が月40〜60万くらいします。ホテルとあまり値段が変わりませんが、キッチンや洗濯機がついてるので、その分ホテルより少し安く済むかなという程度です。
まぁ好みによりますが、1ヶ月くらいの短期間で、自炊もしない、洗濯も週に1回で良いならホテルでもいい気がしています。
最初に暮らした家はここです。
近所をブラブラ歩いているうちに、「あれ?結構高級住宅地っぽくないか?」と思ったら、ここはSomersetとOrchrad駅が近く、結構な高級住宅街だとあとで発覚します。
日本のスーパーが充実しており、閑静な住宅地エリアです。
大統領官邸も近い為、治安も抜群に良いです。日本人の駐在員も多い。
しかしここが便利すぎるので、ここにずっと居たらおそらくSomersetから出ずに過ごすことになっただろうと思います。
便利ですが、かなり都会のエリアなんで、東京の雰囲気に近いです。Somersetの方が、少し懐かしい感じの雰囲気があります。おそらく、数十年前に日本の企業が一気にここでの開発に参入し、その時代のままの建物も残っているからだと思います。(憶測ですが)
Orchardは本当に都会。
日本人が序盤に暮らすにはここが一番良いと思うので、最初に暮らす場所としてはお薦めです。
その他余談ですが、びっくりしたのが、この豪邸でも結構騒音が激しく、台風になると、「家が飛ばされんじゃないか」ってくらいの轟音が響き渡りました。。。
なので、最初は台風の音で夜中に起きてしまったりしました…。あと、廊下の声とか丸聞こえだったり、謎の羽虫みたいなのがピュンピュン飛んでたり、たまに蟻がいました。
しかし、プールが豪華で、たまに水浴びできたのは本当によかったです。
あとでここがどれだけの豪邸だったか思い知らされる羽目になります。
3_激戦!! 物件探しと物件サイトのリスト
この豪邸には1ヶ月しか暮らせなかったので、急いで次の家を探す羽目になったのですが、もうこれが大変で2度とやりたくないレベルでした。
主に、このProperty Guruというアプリで家を探し、気に入ったら担当者にWhat upで連絡を取り、チャットで色々やりとりするスタイル。
https://www.propertyguru.com.sg/
これが非常に面倒です。ここに空いていると掲載されてても、実際は空いてないとか、返事が来ないとかザラにあります。
途中、いい物件があったのですが、契約の直前に「君以外のルームメイトが全員男性なんだが大丈夫かな?」とか言い出されて辞めた物件もありました。先に言って欲しかった。
相場ですが、日本でいう普通の一人暮らしはStudioという部屋のスタイルになり、シェアルームより割高です。都心だったら家賃28万以上します。
そして基本、シンガポールは物件が足りておらず、売り手市場なので、売り手や大家が借り手の品定めをしてきます。
ただし、日本人は大体、静か、ニオイのきつい食材を頻繁に食べない、会社の転勤や出向が多く身元がしっかりしているので、割と決まりやすいらしいです。
会社の同僚に他の物件のサイトも教えてもらいました。
こちらもメジャー。
以下はデザイナーズルームをメインにしてる不動産です。
最低3ヶ月契約がメインですね。
Coliwooは3ヶ月以下の契約でもOKです。
とはいえ、初めてきた国で1ヶ月以内に次の家を探すことは容易ではなかったです。
さらにシンガポールでは通常1−2年契約から借りられることが多く、短期間レンタルだと3ヶ月から借りることができますが、短期間契約は、1-2年契約より割高になります。
次回、どうやって家が決まったか、会社での生活はどうだったかを記します。