【学会記】JASTRO第35回大会
業界の方ならご存知のとおり、先日JASTRO学術大会@広島が開催された。我々日本の放射線治療関係者にとって重要な学会の1つである。
全3日間の大会であり、怠惰な筆者は自分の発表がある1日だけ参加しようとセコいことを考えていたが、せっかくの現地開催だから全日参加してきなさいという上司医師のお言葉と不在時の臨床業務を余裕でカバーしてくれる優秀な同僚のお陰様でフル参加してきました。ということで、今回の記事は筆者おっさんのただの参加感想文です。
コロナ禍でどの学会もオンライン参加が続いていた中、今回は私にとってかーなり久しぶりの現地参加でした。オンラインに慣れてしまったせいか、正直行く前は面倒くさいなぁ~と思っていたのですが、終わってみれば現地参加いいよねって感じになっていました。
何と言っても現地の醍醐味の1つは他施設の先生方や業者の方々との交流でしょう。真面目な話からしょうもない話まで、顔合わせてざっくばらんに話せるのはオンサイトならでは。超絶人見知りの筆者にもかかわらず、会場では多数の方々から気さくに声をかけていただき、ありがたい限りでした。個人的にはコロナ禍前は国外逃亡していたのでどの先生方も本当に久しぶりで。まぁ某大御所先生には「あれ?医学物理士辞めたって聞いてたけど?」という謎情報を言われましたが…(狭い業界、事実無根の情報が広がっていることはあるある?)
対面で発表するのもご無沙汰だったので、いつも以上に緊張しましたね。そもそも人前で話すのは苦手。そんなドキドキ拙い発表やったわけですが、ありがたいことに発表後には興味をもっていただいた初めましての先生から声をかけられて、フロアでお話させていただきました。いやぁーこれぞ学術大会ですね。参加するだけも無論良いですが、発表してこその交流も学会の醍醐味と思います。業務の間を縫って発表準備してきた苦労も報われます。
そういうわけで、予想に反して充実した3日間を過ごさせていただきました。いずれもオンラインだと得られない経験ばかりで、あぁこれが学会だなってのを思い出されました。あわよくば夜の飲みニケーションも楽しみたかったところですが、一応コロナ面で今回身内以外とは自粛したのが唯一の心残りでしょうか。これはまた次回以降に。
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