英語学習のすすめ
臨床の医学物理士とて英語はできることに越したことはない。どういった場面で英語力が発揮できるかを挙げていこう。
1. 読む
みんな大好きAAPMレポートをはじめ、医学物理士が読むべき論文や文書は基本英語で書かれている。医学物理学も日進月歩、情報収集や自己研鑽のために英語論文を苦なく読み進められる読解力は備えておきたいところ。
2. 書く
論文や学会抄録の執筆、海外研究者とメールする時など、英文を書くことに慣れていればスムーズに筆が進む。これが慣れていないと、中身より英語を書くこと自体に無駄に時間をとられてしまうだろう。
3. 聞く
国際学会はもちろん、国内学会でも海外ゲストを招いた英語セッションは開催されているし、最近は国際的なウェビナーも受ける機会が増えている。これらに参加したときに英語が聞き取れないと、せっかくの素晴らしい講演も内容が十分に理解できない。
4. 話す
国際学会で口演発表する時や海外の研究者あるいは大学の留学生らと話をする時など、まぁ日常臨床だけやっていたら中々ない機会かもしれないが、こういうときにぱっと口から英語が出てくるのはかっこいいよね。
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英語の学習方法については、ネット上にはその手のサイトが溢れかえっており、どれが効果的かなんて人それぞれであろう。ただ共通して言える大事なことは、日常的に英語に触れておくことである。スポーツと同じで、普段やっていないことは急にできないし、やらないとどんどん下手になる。
そんな筆者のおっさんは、留学帰国後の英語力の低下が著しい。少しでも抗おうと朝活で治療計画室でこっそりオンライン英会話をやっている。