マガジンのカバー画像

幸せに関するコラム

11
幸せに関するさまざまな物事や、幸せになるためにできることなど
運営しているクリエイター

#日経COMEMO

「働きやすさ」と「働きがい」

このGW中に、「働きがい改革、道半ばの日本 『仕事に熱意』6割届かず」という日経新聞の記事に触れて、少し考えたことがあったので書いてみようと思います。結論からいうと、「働きがい」って「働きやすさ」からは生まれないのではないのかなぁ、という違和感がはじまりです。 「働きやすさ」を示すいくつかの指標日本政府が「働き方改革」を打ち出してから5年たつそうで、その5年間で「働きやすさ」を示す指標がどう変わったのかを検証しています。記事中では、「年間総実労働時間数」と「有給休暇取得率」

週休3日制にもいろいろあってだな

日経COMEMOの今回のご意見募集、休んで仕事が捗った経験。そんなドラマチックなエピソードはないんだけど、お休みについてのお題ってことで、ちょっと書いてみることにしました。 仕事と休みとウェルビーイングこういっちゃなんですが、私は仕事が好きなんですよ。でも色々あって辛い時期もあったから、今は「ハッピーに働く」ってことがすごく大事だと思っています。それを伝えることに使命感すら感じているくらいで、こんなブログも書いているわけですが(笑) お休みで仕事は捗るかというと長いお休み

基本全ては上司次第

最近の人事・組織界隈のバズワードでもある「心理的安全性」。日経COMEMOで、心理的安全性を確保するにはどうしたらいいかというお題が出ていましたので、少し書いてみることにします。 心理的安全性の確保された状態とは?ここ数年やたら聞くようになったし、私もちょっとした文章を書いたりコメントしたりするときに良く使うこの言葉。私見ですが、こんな状態を指して使っています: どんな発言でも、とかどんな行動でも、という表現を使いましたが、そこにはもちろん誹謗中傷する発言だとか犯罪行為に

会議は踊る

「会議は踊る、されど進まず」とは、ナポレオン失脚後のウィーン会議の混乱を揶揄した言葉だそうです。どうやら古今東西、会議というものはスイスイと進むものではないもののようで・・・ 良い会議と悪い会議ちょうどこの間「多様性」について会話していたときに、多様性って効率性悪いよね、っていう話になりました。例えば職場の人材に多様性が求められるという場合、ともすればマイノリティの人達への雇用機会を提供することが必要だというような人権保護の文脈で語られることがあります。 けれども、もっと

女性が幸せに働くために

毎年3月8日はIWD 国際女性デーです。IWDに寄せて、普段考えていることをまとめてみました。 女性問題について発信するの難しいんです私、結構女性の働き方だとか、ジェンダーギャップの問題とかには関心が高く、自分の意見もあるんです。でも、その割には発信してこなかった。一つには、こういうのってアカデミックな人、もしくは既に「女性リーダー」として立場を確立した人しか話す資格がないんじゃないか、と思っていたから。 そして残念ながら今のところ、そのどちらもクリアはしていないわけです

会社と個人のWin-Winの関係

日経COMEMOのお題「あなたの個人パーパスは」というのに触れて、ちょうどそんなことを考えていたところだったので書いてみました。 私の個人パーパス もう働き始めて30年になるのですが、私の中ではずっと「社会に貢献する人でありたい」という気持ちがありました。キレイごとではなくて、それなりにボランティア活動的なこともしてきたし、機会があれば他人のためになることには心動かしてきたつもりです。けれども私の中の優先順位として、まずは仕事での成果をあげたいという気持ちも強く、更に結婚

チームの中の関係性は1対1の集合体

日経COMEMOのご意見募集で、「チームビルディング おすすめのやり方」 とあったので、久しぶりにnote書いてみます。(気づいたら、前回の記事からほぼ1年ぶりだったわ・・・) チームワークを発揮するにはチームが必要なんだか言葉にすると非常に陳腐に聞こえちゃうけど、チームワークってただ集団で作業すればいいってわけじゃないはず。いろいろな場面で「チームワークを発揮して」と言われるのも、そこに求められているのは個人の集合体以上のアウトプットを出すこと。 だから、個人の集合じゃ