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幸せに関するコラム

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幸せに関するさまざまな物事や、幸せになるためにできることなど
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#日経新聞

「働きやすさ」と「働きがい」

このGW中に、「働きがい改革、道半ばの日本 『仕事に熱意』6割届かず」という日経新聞の記事に触れて、少し考えたことがあったので書いてみようと思います。結論からいうと、「働きがい」って「働きやすさ」からは生まれないのではないのかなぁ、という違和感がはじまりです。 「働きやすさ」を示すいくつかの指標日本政府が「働き方改革」を打ち出してから5年たつそうで、その5年間で「働きやすさ」を示す指標がどう変わったのかを検証しています。記事中では、「年間総実労働時間数」と「有給休暇取得率」

週休3日制にもいろいろあってだな

日経COMEMOの今回のご意見募集、休んで仕事が捗った経験。そんなドラマチックなエピソードはないんだけど、お休みについてのお題ってことで、ちょっと書いてみることにしました。 仕事と休みとウェルビーイングこういっちゃなんですが、私は仕事が好きなんですよ。でも色々あって辛い時期もあったから、今は「ハッピーに働く」ってことがすごく大事だと思っています。それを伝えることに使命感すら感じているくらいで、こんなブログも書いているわけですが(笑) お休みで仕事は捗るかというと長いお休み

基本全ては上司次第

最近の人事・組織界隈のバズワードでもある「心理的安全性」。日経COMEMOで、心理的安全性を確保するにはどうしたらいいかというお題が出ていましたので、少し書いてみることにします。 心理的安全性の確保された状態とは?ここ数年やたら聞くようになったし、私もちょっとした文章を書いたりコメントしたりするときに良く使うこの言葉。私見ですが、こんな状態を指して使っています: どんな発言でも、とかどんな行動でも、という表現を使いましたが、そこにはもちろん誹謗中傷する発言だとか犯罪行為に

会議は踊る

「会議は踊る、されど進まず」とは、ナポレオン失脚後のウィーン会議の混乱を揶揄した言葉だそうです。どうやら古今東西、会議というものはスイスイと進むものではないもののようで・・・ 良い会議と悪い会議ちょうどこの間「多様性」について会話していたときに、多様性って効率性悪いよね、っていう話になりました。例えば職場の人材に多様性が求められるという場合、ともすればマイノリティの人達への雇用機会を提供することが必要だというような人権保護の文脈で語られることがあります。 けれども、もっと

管理職は何を管理するのか

日経COMEMOテーマ企画で、管理職は必要ですか?というド直球な課題が提示されたので、思うところを少し書いてみようと思います。 ここ数年、管理職というものの存在しない超自律的なティール組織などが流行っています。通り一遍の知識はありますが、私自身そういうところに身を置いたことがないので、管理職が必要か否かの議論ではなくて、管理職ありの組織における管理職の役割について考えることにします。 ずばり管理職は何を管理するのか、WHATについてです。 管理職は何を管理するのかこれに