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短歌3・山手通3丁目

スカートを初めて干した朝に見た 光ほころぶベランダと街


カーテンが揺れて覗いた白白と浮かぶ桜は綺麗でしたね 


どこまでも遠くへ伸びると思ってた青はもう赤らんできていた 


できあいのひと皿を分けあいたくて寝ぼけ眼でキッチンに立つ 


失恋しなくても髪を切っていい世だからターバン巻かずに済んでる

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