本好きの街?京都

わたしが京都に住みたいと思った理由のひとつが「大好きな本屋があるから」だった。
(実はそこで働いてみたいとも思っている)

そして住んで街を探索するなか、京都は本屋の多い街、そして本好きな人が多いという印象を受けます。

古本屋もあちこちで見かけるし、先日ふらっと立ち寄った下鴨神社では「納涼古本まつり」が行われていて、いつもは木陰で涼しい糺の森でたくさんの人が密集している中で本を探すのに汗だくになってしまいました。

東京にも神田のような古本屋が多い場所もあるけど、住んでた時は全国にあるような大手の書店にしか行ったことがなかったし、街が大き過ぎて隅々まで見ることができなかったからかもしれない。

ということで、気になったので書店が多い県を調べてみると、やはり人口の多い東京、大阪、愛知などが上位で、京都は10位。でも、人口当たりになると、人口の少ない石川、福井、香川などが上位10位にある中、比較的人口の多い京都は6位。

わたしの肌感覚はあっていた(笑)

最後に、2024年7月から京都に住み始めて行った好きな本屋3選です。

大垣書店 京都烏丸本店

2023年6月初旬の出逢いから、その年に京都に4回訪問した中、訪れた神社仏閣は1ヶ所(ホテルの近くにあった神泉苑)なのに、大垣書店には毎回行きました(爆)

入り口にあるオススメコーナーのテーマが行く度に違っているし、本屋のあちらこちらに店員さんによる手書きのオススメが読めるし、本だけでなく文具やお菓子のコーナーや特設コーナーでも毎回違ったものが展示や紹介されている。

カフェや飲食できるお店もあれば高級嗜好なスーパーもあって、「京都に住んだら毎日通いたい!」と思ってくらい。
(実際住んでみると、近くのスーパーで済ませてしまってるけど)

2023年11月に東京の麻布台ヒルズにも店舗をオープンされたみたいで、こちらにもいつか行ってみたいです。

恵文社 一乗寺店

「京都に住むなら、一乗寺で美味しいラーメンのお店を探しといて」
と言われて初めて知った地名、一乗寺。

ラーメンは興味なかったけど、素敵な甘味処や素敵なお庭のある寺院を見たくて、叡山電鉄線の一乗寺から修学院までを夏の暑い中往復して歩き疲れた時でも「なにこの素敵な場所!」と思い立ち寄ったのがこの本屋。

中はそんなに広くはないけれど、他所では見かけないような本が陳列。
それを眺めるのが面白くてついつい長居してしまいました。

本屋の横には雑貨屋もあり、こちらの品揃えも珍しくて素敵なものばかり。

電車に乗り継いで行って遠い感じがしたけど地図で見ると意外と近いので、もう少し街に慣れたら自転車で行ってみようと思ってます。

ちなみにこちらの本屋は、『世界が恋する美しい本屋10』として、イギリスのガーディアン紙で日本で唯一選ばれたそうです。

出町座

3つ目は本屋として好きというより、本屋もあって、カフェもあって、映画館もある!のが珍しいので選びました。

こちらにある本は、京都や映画・映像関連が多い感じがするし、数は少ないです。
カフェを囲んで置いてある本は、小さな階段を登ったところにあるのを眺めるのがなかなか面白かったです。

こちらで上映される映画はマイナーなものが多いのかと思ったら、ハリウッドの大規模映画もありました。

今回は本屋を特集しているので、映画のことはあまり触れないけれど、
・映画館+カフェ(というより簡単な飲食販売)
・カフェ+本
の組み合わせは多いけれど、3つ全部揃っているところは珍しいのではないでしょうか。

蔦屋書店は全国チェーンなので選ばなかったけど、平安神宮近くにある蔦屋書店も2階にあるレストランも素敵だし、何よりも住んでる場所から1番近いので良く行く本屋のひとつです。

恵文社の元店長が開いた本屋もあるようだし、古本屋もあちこちにあるし、これからも京都の街中を探索しながら、素敵な本屋を見つけたいと思います。

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