<愛の哲学>
愛の反対は無関心———————マザー・テレサ
知識が増えれば 愛も深くなる——————レオナルド・ダ・ヴィンチ
関心を持つことが愛であり 知らないと愛することも少ない
すれ違うだけなら それは赤の他人
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解釈
これは、必ずしも人だけに当てはまることではない。
生きていく中で、人は様々な物事に関心を持つ。
過ぎていくだけであったものが、それに関心を持つことで
理解が深まり、関わる機会が増え、知識が蓄積されていく。
関心を持てなかったものは、必ずしもその人にとって不必要だったわけではない。
人との相性や、関心がもてるタイミングがある。
人は生きていく中で、知識や体験が積み重なり、考え方や求めるものは、時と共に変わる。
過去に関心が持てなかったものも、今見てみると惹きつけられることは多々ある。
長く関心を持てるものを見つけるには、
その人にとって最適なタイミングに、それに気づき、受け入れる態勢が整っている必要がある。
広く物事に関心を持つ姿勢を保持することで、それを見つける可能性は高まる。
愛を言葉で説明すること自体が無粋だと思う人もいるかもしれないが、
それを人それぞれが、それぞれの言葉で表現しようとした時、実に様々な形の愛が見えてくる。