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生まれ変わって戻って来てくれた    白猫ルネ その4


 (タイトル画像は借り物ですが、この目が深緑色だったら
  グリちゃんにそっくりそのまんま! 懐かしくてドキッとしました)



     前のお話➡  その3


 《 チロとグリ 》

                  

チロはおとなしくてどことなくひ弱そうな感じで
おまけに余り毛繕いもせず、
あまり存在感が無かった。
グリが傍にいれば(見兼ねて?)
時々舐めてやっていた。

ネズミが怖くて、グリがネズミを獲って来ると
慌てて逃げたものだった。
  (;´ Д`A



一方グリはメス猫にしては脚が太く、
活発で行動的だった。

「グリ!」と呼ぶと、間髪置かず大きな声で
 

  ” グルルルル------- "

   (この「ルルルル」の部分だけを小さい文字で表せると
     もっと実際の声に近い表現になる)


と返事をするのだ。  (#^_^#) 


もう一度 「グリ!」と呼んでみると
やっぱり  ” グルルルルル-------”
と大きな声
 

いつ呼んでみても、
すかさず
” グルルルルル------- "
 
と大きな声

  (^◇^)


  

  存在感 アリアリ



グリは大人になってからは
「ニャー」と鳴いたことはなかったと思う。
 


また、
どうした訳か 何があったのか、
グリは妙にご近所のある茶色の中型犬をたいそう憎んでいたようで、
ある時
彼(多分)を見かけるや否や
たちまちすごいスピードで追いかけて行って跳びかかり、
「キャイーン キャインキャイン」と犬が逃げだすと
意気揚々と引き上げて来たのだった 
           

    (◎_◎;)

    


  《 その時の映像 》 

    

         👇

 塀の上で隣の畑のトウモロコシの葉をかじってたら

ン? またアイツだ!

  


マテー!



  キャイーン、キャインキャイン



フン!もう来るんじゃないよ!!

 

(たまたまその時私はカメラを構えてグリを撮っていたので、
       その時の様子をお伝え出来て良かった)


こんな事を書くと
粗暴で可愛気が無いように思われるかもしれないが、
なんの!
グリはお行儀良くとても愛情深く、
綺麗好きで母性が強くて面倒見の良い猫だった。

  ほめ過ぎ? いいえ!

今思えば、
きっとあの犬にチロか子猫がいじめられた事でも
あったんじゃないだろうかと思う。





この頃、私はすぐ上の姉と2人で
2階の8畳間を寝室にしていた。

グリとチロは私たちが先に寝ると
いつも後から階段を上がって来て
チロが「入れてー」と鳴くのだが、
グリが一人で来た時は、

(「一匹で」でしょ(*^^*ゞ )

ドアを トントン と叩くのだった。

    

 は? (´・ω・) 

    


ネコパンチであんなに「トントン」と上手に叩ける???

どうやって叩いているのか
想像が付かない。
確かめたくても中からは見えないし、
私が部屋の外から見ていればドアなど叩く訳も無し。
未だに謎なのだ。


 ハアー、可愛い白い足ピンクの肉球のネコパンチ思い出しちゃった

         😢


 

    つ づ く

         👇        

       その5



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