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宮崎旅行記 1日目
12月6日
宮崎旅行初日
フィロソフィーのダンスのツアー・宮崎公演を見にいくため、前日も有休使って前乗り。宮崎にはまだ行ったことがなく、これで未踏の地は岐阜・福井・山口・佐賀の4県を残すのみとなった。
めちゃくちゃ早起きして朝4時半に起床し、カーテンを開けたら綺麗な朝焼けで、良い旅になりそうな予感。
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ここ最近、旅行は電車ばかりでひさびさの飛行機のためちょっと緊張していたけど、つつがなく搭乗手続きを終えて、定刻より遅れたものの無事に宮崎空港に到着。
宮崎は空港と宮崎駅と主要観光地のアクセスがうまく連携していなくて、車を運転できない人間にとってはなかなか観光のハードルが高い。いったん宮崎駅まで行き、ホテルに荷物を預けてまた宮崎駅に戻る。
途中、行列ができていた『蜂楽饅頭』という大判焼きのお店と、おしゃれな雰囲気のパン屋さんに立ち寄ってみる。宮崎で最初の買い物。
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電車に乗って買ったばかりの蜂楽饅頭とパンで昼食。蜂楽饅頭は養蜂家が蜂蜜を活用した商品を開発したものらしく、お饅頭の皮にたっぷり練り込まれた蜂蜜が香り高く、甘くて美味しい。中の餡は黒と白の2種類のみで、自分としては白の方が好みだった。濃厚。
パン屋さんはベーコンエピとスパンダワーの2つを買って300円くらい。東京では考えられない安さに感激。スパンダワーはデンマークのペストリーで、エッグタルトみたいな感じ。美味しかった。
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ひたすら電車に揺られ向かった先は、えびのという無人駅。閑散とした無人駅の待合室に、立派なクリスマスツリーが飾ってあり、なんともいえない侘しさを感じた。
終電20時の無人駅照らすクリスマスツリー
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このへんには『田の神様(たのかんさぁ)』という土着信仰があり、道祖神のような豊穣祈願の神像を手作りして飾る風習があるらしい。かつては他の集落にある田の神様を盗んだり取り戻しあったりする習慣もあったそうで、大変興味深い。
この田の神様のビジュアルが非常に強烈で、素朴さの中に得も言われぬ不気味さやおかしみ、狂気を感じる。一度、生で一目見てみようと宮崎駅から約2時間半かけて訪れた次第。
とはいえ、GoogleMapを見ても田の神様の詳しい所在地は載っておらず、ネット上で見つけた田の神様マップを頼りに、このへんかなというところをうろつき回ったのだけど、簡素な地図だったことと自分の方向音痴によって、全然関係のないところを無駄に歩き回ってしまった。
ようやく見つけた中島の田の神様は、えびの地区で最も古いものらしい。子供の落書きのような白塗りのお顔に、得体の知れぬ迫力がある。お花が活けられていたり、信仰が今も根付いていることがうかがえる。そういえば、道中でも民家の軒先に田の神様らしきお人形が飾ってあったり、道の駅のモニュメントにも田の神様を模した像がいた。
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帰りの電車の本数が少ないため、田の神様は2体しか見られなかったけど、充実した気持ちで宮崎に戻る。
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宮崎駅に到着する頃には限界までお腹が空いていて、なんとなく目についた焼きカツ丼のお店で夕食。いわゆるとじないカツ丼のお店だった。東京で話題になってる流行りのカツ丼を地方でも展開してみました、というタイプのお店で、美味しかったからいいけど旅行先の食事ではなかったかも。
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カツ丼だけではぜんぜん物足りず、地元らしさも補うために近くのスーパーへ行き、宮崎らしく鶏のタタキ、安売りしていた握り寿司、ご当地パンを購入。果物が不足しているのでバナナも。
パンは翌日の朝にとっておくことにして、鶏のタタキとお寿司で追い夕食。このラインナップでお酒飲まずに、帰りがけに見かけたお店で買ったプリンとか食べてるの自分でも意味がわからない。
さすがにお腹がパンパンになりすぎて、泥沼に引き摺り込まれるように就寝。
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