妄想廃棄物処理場 その2

お久しぶりです。覚えてますか?

僕です。ヤッコです。

い〜やヤッコって言っちゃったら久しぶりでもなんでもないやないか〜い!

と、いつもの感じで始まりました妄想廃棄物処理場です。
前回からだいぶ間が開いてしまって、元々山ほどあった妄想廃棄物がこの期間でさらに増えちゃいましたよ〜!

なんてことを言いたかったんだけど、ちょっと忙しさ(という名の甘え)によって以前からほぼほぼ増えてないんですよ。

まぁその時点でも「その5」ぐらいまで作れる程度の妄想廃棄物が溜まってたので、とりあえずじっくり漬け置き妄想廃棄物を処理していこうと思います。

とりあえずずっと前に書いた前回の妄想廃棄物処理場のリンク乗っけときますね。

読んでもらったらわかる通り、しっかり忘れてるものばっかかもしれない。

ニードリズム

造語。ニードルとリズムを掛け合わせて「刺々しい音」みたいなことを絡めた話を書きたかったんだけど例の如く頓挫。
こういう掛け合わせ系の造語は割と好きです。

もし存在してたら怖いので検索はしてません。自信満々で言ってたものが先人に作られてたら恥ずかしいなんてものじゃないでしょ。

妄想廃棄物の検索ボーダーは「マジで由来がわからない」場合です。

割れ窓理論

「建物の窓が割れているのを放置していると、人々はそれに注意を払っていないという判断をし、やがて全ての窓が割られてしまう」という現象から転じて「小さな悪事も徹底して取締ることで犯罪を防ぐことができる」という理論。

これを利用して、正義を用いて悪を成す話を書こうと思ってた。頓挫以前に書き始めてすらいないから今後書くかも。

最近は第五人格で? そういう名称の能力? が? あるんだっけ? 最近ハマってるのに全く理解できてなくて楽しい。
気付いたら死んでんだよな。

【人】

強調をすることで何か強い印象を打ち付けられないか、という実験の一手。一手目で詰んだ。

顔文字の幼体って感じだよね。

ルームシェア

の話を書こうと思って忘れないように、と書いておいたやつ。
一番メモらしい使い方。

途中まで書いて置いてあるんですけどちょっとそうそう聞いてくださいよ。僕の高校の頃からの作品が詰まったUSBが消えまして、今僕は失意のドン底です。
いやこの前リュック捨てたんですけど下手したらその中にあったのかもしれない。本当に悲しい。

割と僕の作品って、僕の歴史とも言えるのでそれらが全部消えられちゃうとポッカリ穴が開いちゃうんですよね。

まぁこれも節目ってことでこれから頑張れという神様とかからの啓示なんですかね。感謝として一回殴らせてほしい。

ワードウォーマー

造語。ベンチウォーマー的なことです。

「試合に出られない人=ベンチを温めてる人」=「言語化できない人=言葉を温めてる人」みたいな。語源はネガティブだけど結果ポジティブみたいなことです。

アッパードッグ
ダウナーキャット

造語。これは、僕が大親友の演劇サークルの戯曲を依頼された際に「何か口触りと響きの良い言葉ねぇかな〜〜」と思って不意に出てきた言葉です。

これに関しては『アッパードッグ・ダウナーキャット』という作品になっています。名前そのまんま。

でも当初のプロットからはだいぶかけ離れた物語になったので両方どういう意味? あぁ説明されたら納得(?)できるわ。みたいなことになりました。

でも書いてる時もそれを観た時も楽しめたから、それでOKです。

妄想廃棄物のほとんどは形になる前に死んでしまった言葉達だけど、これは形になったのでその抜け殻が廃棄物になった稀有なパターン。

モノクロカラフルカンパニー

造語。何かが生まれそう、と寝起きで感じたのでうんうん考えてたら出たワード。

個人的に、矛盾した単語が含まれている造語って大好きです。

そういう会社の物語を書こうとしたけど僕会社の形態とか全くわっかんねぇや! ってなって停滞した。
でもまぁまぁ適当に書いても面白くなりそうだよね。

カラコロした口触りがとても好みな言葉。

カラフルシグナルピースフル

造語。これも口触りを重視して思いついた言葉。

あとなんかピカピカしてる感じがしてハッピーでしょ。
たしかこん時池亀さんの演劇を初めて観てめちゃめちゃ感動してた頃だと思うので、その影響を受けているはず。

OとI

稀有なパターンシリーズ。

これも『Iから○へ(ぼうからまるへ)』という作品になったので抜け殻です。

1と0、家電の電源のI(オフ)と○(オン)、といったやつを絡めたやつをなんとかかんとかどうにかこうにかしました。

これもこれで僕が書きたい高校演劇を書けたからいいのかもしれない。

こうやって記事にすると突然読み返したくなるからマジでUSB見つかってほしい。

その後熱烈な夢を見る

エロいなこの言葉。どういうメンタルで思い浮かんだか謎なんですけどおそらく「夢」というワードが頭の中をぐるぐるしていて、それに絡めた言葉を作ったらこうなったんだと思う。

後日談を夢と断定した上で物語を作った際、夢を断定できるほどの力を持った物語は存在するのか、という謎の研究課題が見えてくる。

よく言われるけど夢って記憶の整理ですからね。

オンネントール

造語。怨念通る。こっくりさん的な都市伝説系幽霊を中心に話を書こうとしていた。

でもキャラに「オンネントールさん」って呼ばせるのめちゃめちゃ恥ずかしくなったし別に何にも掛かってないただのカタカナ語なのであえなくボツに。なんかポケモンっぽいなと思ったらあれだな、ネンドールだな。

カガヤキラメキ

造語。めっちゃポジティブな話を書きたくてとりあえずタイトルから! って思ってできた言葉。

すっごくない? 並みの言葉と輝度が段違いすぎてびっくりしてる。

ただここから何かが生まれたかと言うと、特に何も。

生もうと思えばなんとでもなるはずなんだけど、造語に振り回されて内容がなおざりになってしまうのはあまりよろしくないとして、妄想廃棄物処理場送りになりました。

ここに来た単語は基本的にもう全世界公開ってことで僕だけの知的財産ではないと思ってるのだけど(そもそも廃棄物だし)、でも今後見返した時に何か得るものがあったら遠慮なくメモに持ち帰るようにしたい。

実際処理場に持ってきた妄想廃棄物は順調にメモから消しているので、割とここが拡張版メモみたいになってて気楽なんだよね。

カラフルモザイクカンパニー

造語。「モノクロカラフルカンパニー」から派生して、何かバグ感を持たせられないかなぁと考えた結果こうなった。

ポップでバグってる系の原宿的存在を僕は遠目で好んでるんだけど、どうも手に負えない。それは僕がポップでバグった存在じゃないからなのかなぁ。
海に来て、波を見るのを楽しむけど入りはしない、みたいな。

三つ首ギャングの入れ知恵溶鉱炉

造語。音です。音先行で作りました。

そしたらこってりしすぎてこれもまた手に負えなくなってしまった。

ただ、「入れ知恵溶鉱炉」という言葉は今でも結構好きなので今後何かに使えるかもしれない。

書店で、なんかのタイトルに触発されて「こういうタイトルいいかも!」ってなって考えたのは覚えてるんだけど何がその元なのか覚えてない。

所功左音と善と悪

造語。訳わかんなさすぎて妄想廃棄物にすらしたくなかったけど趣旨とズレるので大人しく持ってきました。

「所功」をなんと読む前提でこれを作ったのかを全く覚えてない。
調べたら歴史学者出てきたし。

「左音」は「さのん」でいいと思う。僕はそういう人間だ。

「善と悪」に並べるぐらいだから善悪に通ずる響きを持ってるかと思いきや全くそうでもなく、多分考えれば考えるほど真相は闇の中。

ペンタトニックス

ご存知アカペラグループ。知り合いから教わってメモってたんだと思う。

3人のキリスト実験

正式名称は『イプシランティの3人のキリスト』。
2016年に劇団しおむすびというところがやった、鴻上尚史作の『トランス』を観たことがきっかけで知った心理実験。

自らをキリストだと信じている妄想型統合失調症患者3人を同じ空間で生活させることによって起こる現象を観測するためのもの。

元々は、自分を聖母マリアだと言い張る二人が同じ空間に居合わせたところ、片方がその妄想から抜け出したというベースがあってのもの。

ミルトン・ロキーチという社会心理学者が行ってたのだけど、いろいろあって断念した結果、結局自分がキリストだという妄想から3人が脱却することはなかったらしい。なんて無責任な実験なんだ。始まりも終わりも。

基本的にメモは時系列に沿って書かれているので、この時点で2016年のメモまでしか消化できてない。2019年はほとんどやってないとしても、マジで長いこと書き溜めてたんだな……。

結晶星

KANA−BOONの曲。好き。聴いて。

コリオリの力

大まかにはわかるんだけど結局よくわからないのでウィキのリンク載せとくね。

なんか、すごい力が発生した際に垂直に働く力なのかな。すごい力からすごい力が生まれるんだって。
台風とかにもコリオリの力は関係してるらしいよ。

ペーパーズ(劇作家的)

我が師、高橋いさを先生が好むアイデア系インプロゲーム。
(劇作家的)のところは気にしなくていいです。これはどうとでも言えるやつ。

まず、参加者(じゃなくても誰でもいいんだけど)に3枚ほどの小さい紙を渡す。
そして好きな単語、好きな言葉など、その場によっていろんなものを書かせる。例えば「ピンチの時に出るセリフ」とか「今一番欲しいもの」とか。
書き終わったらそれを折り畳ませて、アクティングエリアに適当にばらまく。
つまり役者は紙が散らばってる上で演技する形。
そこまで行ったら準備は完了。

あとは簡単。シチュエーションや人数はその時々で指定したり勝手にやったりして普通にインプロを始める。
ここがペーパーズの旨味。会話の途中に、落ちている紙を開いてそこに書かれている言葉/単語を言う。脈絡とか考えず、言う。

それによって何が起こるかと言うと、そこで流れてる時間が停止する。
もちろん停止しない場合もある。上手い感じの言葉がくることもあるので。それらは全部運。

いさを先生は、この時偶発的に生まれるものが最も演劇的だと言っている。確かに、思考にないものが飛び込んでくるのは面白くてとてもいい。

ただ、劇作的な考えを置いたとしても、このインプロは非常に滑稽で面白い。まぁそれぞれに文脈があるから何がどう面白いかっていう例は文章じゃ出しにくいのだけど。

時折演技のワークショップなんかでアイスブレイクに使われることもある。割と思考の技術を用いるからアイスブレイクには向いてないと個人的には思うのだけど。

フォレスト・テトラ

造語。何か超自然的なものを彷彿とさせる言葉が欲しい! ってなって生まれた言葉だと思う。
なんせこれを書いた時のことを覚えてない。

メモによって思い入れに差があります。


さて、前回の処理場を覗いたらどうやら3500字弱だったようで。すでに4500字に近づこうとしているのは中々に中々だと思うので、今回もここら辺で終わろうかと思います。

次に処理場が開くのはいつになるんだろう。ただ、前回同様確実に次がある、ということを書いておきます。多分メモ時系列的にまだ2017年に入っていないので。

それでは。



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