【安車蒲輪】を考える
【安車蒲輪】あんしゃほりん
老人をいたわり、手厚くもてなすこと。
(豊富な用例でよくわかる 四字熟語辞典 改訂第3版より引用)
こんにちは、異羽です。
なんか思ったんですけど、安らかな意味の四字熟語少なくない? 人の嫌なとこ突く四字熟語が多くてげんなりですわね。
安車ってのは老人のための車高の低い車で、蒲輪は振動を抑えるために蒲を巻いた車輪のことらしく。
それぐらい丁寧に人を運んでいた時にできた言葉なのですな。
ところでこれ、僕は辞典で初めて知りました。
まぁ意味を知ったとて使う機会の難しい言葉なのでさもありなんではあるのだけど、他にも機会はムズくともなんか残ってる四字熟語っていっぱいあるよな!?
艱難辛苦とか、画竜点睛とか。それらにすら埋もれてしまう言葉があるってことにもどかしさを感じてしまったりね。
人よ、人に優しくあれ。と僕は常に思っているわけですが、世の中そうはいかないみたいで。
日々どこかで誰かが論われてしまっているのだ。
もっとシンプルでいいんじゃねーの、って意味で僕の心は昔からずっとリセットボタンを所望している。
いや嘘ごめん、保身です。
過去誰かに優しくできなかった、安車蒲輪たりえなかった自分をやり直したいがためのリセットボタンです。だからやり直せるとすればこれは地球創世なんてもっての外の26年前からになりますね。
まぁ、26年もやり直せれば世界ぐらいちょっとは変えられるかもしれないな。など。
叶わぬことを願うぐらいなら、叶えるように心掛けよ。と僕が今思い付きましたがまぁその通り。結局はそういうことなのだな。