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存在しない男子高校生の会話

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※これは、僕の「こんな会話を男子高校生にしてほしいなぁ」を綴っただけのものです。発言、行動、現象、その他諸々含まれる成分は全て現実とは一切関係ありません。
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#猫

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『ナ”〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜』
「あの〜、あのあの」
「なに?」
「その音声は」
「うちの猫が本気で怒っている時」
「怖いよ」
「大丈夫、怖くないんだうちの猫」
「違う、人民が溢れた教室という場でそれを堂々と流すお前の性根がだよ」
「わー、愛でてる間に視線がすごい」
「副作用で俺も見られてるからはやく止めて欲しい。いつまであんだよそれ」
「これリピートにしてあんだよ」
「こっわ、こわい」

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「どうやらこの世には猫カフェ、と呼ばれる場所が存在するらしい」
「まことしやかに囁かれているね」
「田舎にあるのは猫集会のみ。しかもそこに侵入できる人間は限られている」
「招かれないといけないからな」
「俺は……都会に住みたい……」
「もう行動の根元が猫だもんなぁ。探せばあるんじゃないだろうか」
「と思って探してみました。ないんだなこれが」
「ないのか〜、まぁカフェなんか行かないでもいっぱいいるし

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